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2021年1月22日

小学生5割・中高生8割が資格保有、人気は英検・漢検 =栄光ゼミナール調べ=

栄光ゼミナールは、2020年12月9日~12月23日に、小中高生の資格・検定取得に関する調査を実施し、結果を発表した。同調査は、2019年に続き、2回目の実施。


保護者に、子どもが現在取得している資格・検定があるかを聞いたところ、小学生保護者の54.1%、中高生保護者の85.2%が「ある」と回答。また、前回調査(2019年)と比べると、資格・検定があると回答した割合は、小学生保護者が0.3ポイント、中高生保護者は4.8ポイント増加。

子どもが取得している資格・検定があると回答した保護者を対象に、子どもが取得している資格・検定の種類を聞いたところ、小学生が最も多く取得している資格は「日本漢字能力検定(漢検)」、次いで「日本英語検定(英検、英検Jr.)」。中高生では、「日本英語検定(英検、英検Jr.)」が多く、資格・検定を取得している中高生のうち、実に85.2%が英検を取得していることが明らに。

子どもが取得している資格・検定があると回答した保護者を対象に、資格・検定を取得する目的を聞いたところ、小学生保護者の63.8%が「学習や習い事で身につけた知識やスキルの定着度合いを測るため」と回答。中高生保護者では、「入試に役立てるため」が最も多く、60.5%にのぼった。高校入試や大学入試では、検定や資格を活用した入試も広がっているため、進学を目的とした資格取得が多かった。

子どもが資格・検定を取得していない保護者に、その理由を聞いたところ、小学生保護者では「資格・検定の勉強よりも、学校での学習や受験勉強を優先しているから」が最も多い。中高生では、「資格・検定取得に対する子どもの興味・関心があまりないから」「部活や習い事で忙しく、資格・検定を取得する余裕がないから」という理由も多かった。

子どもの資格・検定の取得について、新型コロナウイルスの影響の有無を保護者に聞いた。
「影響があった」と回答したのは、小学生保護者の21.7%、中高生保護者の36.2%。また、「検定・資格を取得予定だったが、影響はなかった」と回答したのは、小学生保護者の21.4%、中高生保護者の36.2%で、影響の有無については小学生、中高生それぞれにおいてほぼ同割合。

子どもの資格・検定の取得について、新型コロナウイルスの影響があったと回答した保護者を対象に、どのような影響があったかを聞いた。小学生では、「一度も受けられていない」「複数受験する予定が、回数が減ってしまった」「受験を取りやめた」がそれぞれ3割程度だったが、中高生では半数以上が「複数受験する予定が、回数が減ってしまった」と回答。また、その他では、「いつもより勉強時間を多く確保できた」という前向きな意見も。

今後、子どもが小・中・高生の間に取得してほしい資格・検定の種類を聞いたところ、小学生・中高生ともに「日本英語検定(英検、英検Jr.)」が最も多い結果に。前回調査(2019年)と比べると、英検と回答した割合は、小学生保護者が4.0ポイント、中高生保護者が8.5ポイント増加しており、子どもに英検を取得してほしいと考えている保護者が多いという。

この調査は、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)を対象に2020年12月9日~12月23日にかけて、インターネット調査で実施。回答者数は753人(うち、小学生:388人(51.5%)、中高生:365人(48.5%))。

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