2020年2月13日
読書は「紙」が主流も、中高生の1割はスマホ =栄光ゼミナール調べ=
Z会グループの栄光ゼミナールでは、小中高生の読書に関する実態調査を実施し、12日その結果を公開した。
調査は昨年12月11日~12月25日に、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員を対象に行われ、759名(小学生380名、中高生379名)の保護者から有効回答が寄せられた。

それによると、小学生の保護者の59.5%、中高生の保護者の52.8%が、子どもが「習慣的に読書をしている」と回答。小学生で最も多かったのは「毎日」48.4%、中高生は「週に数回程度」49.5%となった。
子どもが習慣的に読書をしていると回答した保護者に、いつから習慣的な読書をしているかを訊いたところ、小学生・中高生ともに「小学校入学前から」の回答が最も多く、約5割に上った。一方、子どもが習慣的に読書をしていないと回答した保護者に理由を訊ねたところ、小学生の保護者で最も多かったのは「習い事や部活などで忙しく、読書の時間がとれない」、中高生の保護者では「マンガやテレビ、ゲームなど、他のことに興味・関心が高い」で、それぞれ半数以上となった。
子どもが本を手に取るきっかけとなっていることを訊ねたところ、「書店や図書館、学校の図書室などで目に留まる」が最も多く、小学生で70.2%、中高生で45.4%に上った。また、中高生では「映画やドラマの原作になっている」ことも、本を手に取るきっかけとなっていることが明らかとなった。
本を読む手段については、「紙媒体で読む」が小学生で100%、中高生で97.8%となり、紙での読書が主流ではあったが、中高生の9.0%で「スマートフォンで読む」の回答があった。
保護者に子どもは読書が好きだと思うかと訊いたところ、小学生の7割超、中高生の7割弱で「好きだと思う」「どちらかといえば好きだと思う」との回答があった。同様に、文章を書くことについても訊ねたところ、小学生・中高生ともに「好きだと思う」「どちらかといえば好きだと思う」と答えた保護者は4割を超えた。また、読書が好きな子どもであれば、文章で表現することも好きになりやすい傾向があることも明らかになった。
保護者に習慣的な読書による子どもへの良い影響について訊いたところ、小学生の保護者の76.8%が「新たな知識を得ることができる」で最も多い回答となった。中高生の保護者で最も多かったのは「語彙が増える」77.7%となった。また、小学生と中高生の場合で差が大きかった回答は「記述力が向上する」で、中高生の保護者は語彙力や読解力、記述力など、より勉強や入試に活用できる効果を期待していることが窺えた。
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