2019年12月5日
ニュースはテレビで、中高生はアプリやSNSも活用 =栄光ゼミナール調べ=
栄光ゼミナールでは、小中高生のニュース・時事の情報収集に関する調査を実施し、4日その結果を公開した。
調査は10月9日~23日に行われ、小学1年生から高校3年生の子どもを持つ保護者(栄光モニター会員)762人から有効回答が寄せられた。それによると、子どもが普段情報を得る際に利用しているメディアは、小学生、中高生ともに「テレビ」が最多となった。また、「ニュース系サイトやアプリ」を活用している中高生が63.8%、「SNS」を活用している中高生が30.7%だった。また、テレビのニュース番組や情報番組について、子どもがどのくらいの頻度で見ているかを訊いたところ、小学生の58.6%、中高生の54.0%が「ほぼ毎日」という結果となった。
半数の家庭で新聞(一般紙)を購読しており、小学生の家庭の31.3%、中高生の家庭の18.6%がこども新聞を購読していると回答した。こども新聞を購読している家庭に、子どもがどのくらいの頻度で読んでいるかを訊ねたところ、「ほぼ毎日/毎号」66.1%、「時々読んでいる」29.1%となり、合わせて95%以上と高い割合でこども新聞を読んでいることが分かった。
さらに、家庭の中でニュースや時事について話題にすることがあるかという質問には、95.3%が「ある」と回答、頻度について最も多かったのは「週に数回程度」55.6%、次いで「ほぼ毎日」31.8%となった。
子どもがニュースや時事についてどのくらい関心があるかを訊ねたところ、小学生の約9割、中高生の約8割で「関心がある」「少し関心がある」との回答が得られた。
子どもがニュースや時事に触れることで期待することとしては、「世の中の出来事に関心を持つことができる」が最も多く、次いで「幅広い知識や情報が得られる」が多かった。小学生と中高生を比較すると、小学生の場合は勉強や入試への効果を期待している一方、中高生では「子どもの進路や将来の職業選択に役立つ」「情報の選択・活用能力(情報リテラシー)が身につく」など、将来に活かせると期待していることが分かった。
関連URL
最新ニュース
- みんなのコードとキンドリルジャパン、広島県の「商業高校の情報教育改革支援」実施(2024年4月25日)
- ガイアックス、兵庫県内の中高を対象に「起業」をテーマにした探究プログラムを無償提供(2024年4月25日)
- 鎌倉市、エン・ジャパンを通じて新設ポジション「教育行政職」の2人を採用(2024年4月25日)
- 国際ドローン協会、千葉の中学生の集団下校をドローンで見守り巡回(2024年4月25日)
- 立命館大学、AI 翻訳「Mirai Translator」の活用により学生の読解スピードが向上(2024年4月25日)
- Griteen、女の子に特化したプログラミング教室「Griteen」を開校(2024年4月25日)
- FCE、生成AIプロンプトプラットフォームの導入校に早稲田摂陵高校、岡山学芸館中・高が決定(2024年4月25日)
- ストリートスマート、「Google認定教育者 資格取得支援セミナー」5月開催(2024年4月25日)
- デジタル・ナレッジ、オンライン授業・eラーニング導入を検討している大学向け事例紹介(2024年4月25日)
- エプソン×スタディラボ、浜学園にシームレスに家庭とつながるプリントサービスを提供(2024年4月25日)