2021年3月29日
就職内定率は前年同水準、公務員の志望・進路確定が増加 =リクルートキャリア調べ=
リクルートキャリアの就職みらい研究所は、就職プロセス調査「2021年3月度(卒業時点)内定状況」を実施し、26日その結果の一部を公表した。
調査は学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に3月15日~19日に行われ、大学生780名、大学院生310名から回答を得た。それによると、3月卒業時点の大学生(大学院生を除く)の就職内定率は96.1%で前年と同水準となった。
3月卒業時点での学生の志望進路では「公務員・教員」が微増。また進路確定状況においては「就職先が確定している(公務員・教員)」「まだ確定している進路はない」が前年と比べて微増している。「当初は志望していなかった」企業に就職を確定させる学生が増加しており、例年と比べて、学生が当初想定していたような就職活動にはならなかったことが窺える。
就職先を確定する際に決め手となった項目では、前年と変わらず「自らの成長が期待できる」が49.8%で1位であるものの前年比で6.3ポイント減少。一方で「会社や業界の安定性がある」が34.9%で3.4ポイント増加した。
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