2021年3月29日
東京医療保健大、文科省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択
東京医療保健大学は、文部科学省の補助金事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されたと26日に発表した。
同事業は、大学・高専でデジタル技術を積極的に取り入れ、「学修者本位の教育の実現」(取組①)、「学びの質の向上」(取組②)に資するための取組環境を整備し、その成果の普及を図るのが目的。
1月15日~2月1日の期間に公募が行われ、各大学など252件の申請の中から、取組①は44件、取組②は54件がそれぞれ採択された。
同大は、取組①で「学修過程・成果の可視化を目的とした医療系の学びにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進」を掲げて申請。
同大では、新型コロナ流行以前から、全学生にPCを貸与しているほか、遠隔授業を円滑にできるようLMSツールの導入やオンデマンドシステムの導入、リアルタイムシステムの導入など様々な教学ツールを取り入れ、システム変更を随時行うなど全学的に学習環境の整備に取り組んできた。
その結果、デジタル技術を積極的に取り入れている点、DXを全学的に推進する体制などが評価され、今回の採択となった。
今後は、DXの強化と医療系のハイブリッド授業の中で、学生が「学修過程と成果」をさらに分かりやすく迅速に把握できる教育システム作りに取組んでいく方針だという。
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