2021年5月17日
eboard、コロナ禍でのオンライン学習機会を保障する「やさしい字幕」を今夏公開
eboard(いーぼーど)は、聴覚障がいや日本語支援が必要な子どもたちを対象として作られた映像授業字幕「やさしい字幕」を今夏に公開する。
eboardでは、聴覚障がいや日本語支援が必要な子どもに配慮されたオンライン教材が社会的に不足していることを受け、昨年秋に、同団体が保有する小学校高学年と中学校向けの映像授業約1600本に「やさしい字幕」をつけるプロジェクトをスタートさせた。
「やさしい字幕」は、字幕の表示量の調整、言葉や文章構造の簡素化を行うことで、学習のハードルが下がるように編集された字幕。また「やさしい字幕」化により、自動翻訳で得られる外国語字幕の精度が上がることも期待される。
字幕の作成には、これまでに16の企業・団体ボランティア、個人のボランティアを合わせて延べ1000名を超える人々が協力しており、今夏には約1600本分の「やさしい字幕」を公開できる運びとなった。それに先立ち、今年4月からは、ろう学校や学習支援NPOなど教育現場での効果的な活用モデルづくりに向けた実証事業をスタートした。
その後は対象となる学年を広げ、小学校低学年の映像授業についても字幕の追加を進めていく予定で、現在、在宅・オンラインで取り組んでもらえる企業・団体ボランティア計300名を募集している。
関連URL
最新ニュース
- ラネクシー、三木市教育委員会がPC操作ログ管理サービス「MylogStar Cloud」を採用(2025年2月7日)
- 小中高生の実態調査「習い事」「将来の職業」「自分自身や将来に対する意識」=学研教育総合研究所調べ=(2025年2月7日)
- 世界のIT卒業者は5%増、各国でIT人材供給力が高まる一方で日本は微増 増加率はG7で最下位 =ヒューマン調べ=(2025年2月7日)
- 子どもが1日1時間以上家庭で学習する割合、デスク利用者はリビングテーブル利用者の約2倍 =イトーキ調べ=(2025年2月7日)
- 資格試験合格者の7割以上が”ご褒美”を実践 =まなびデータ調べ=(2025年2月7日)
- アシアル、高崎高校の「Monaca Education」導入事例を公開(2025年2月7日)
- 名古屋大学、日本語で初のAI同時双方向対話モデル「J-Moshi」を開発(2025年2月7日)
- アミューズメントメディア総合学院、2026年度生向け新パンフレットを配布(2025年2月7日)
- ヒューマンアカデミー、ジュニアロボット教室でRISEの「創ロボ検定」導入(2025年2月7日)
- すららネット、「すらら情報!」リリース直前!明日からできる「情報Ⅰ」授業活用とは オンラインセミナー 27日開催(2025年2月7日)