2021年5月17日
eboard、コロナ禍でのオンライン学習機会を保障する「やさしい字幕」を今夏公開
eboard(いーぼーど)は、聴覚障がいや日本語支援が必要な子どもたちを対象として作られた映像授業字幕「やさしい字幕」を今夏に公開する。
eboardでは、聴覚障がいや日本語支援が必要な子どもに配慮されたオンライン教材が社会的に不足していることを受け、昨年秋に、同団体が保有する小学校高学年と中学校向けの映像授業約1600本に「やさしい字幕」をつけるプロジェクトをスタートさせた。
「やさしい字幕」は、字幕の表示量の調整、言葉や文章構造の簡素化を行うことで、学習のハードルが下がるように編集された字幕。また「やさしい字幕」化により、自動翻訳で得られる外国語字幕の精度が上がることも期待される。
字幕の作成には、これまでに16の企業・団体ボランティア、個人のボランティアを合わせて延べ1000名を超える人々が協力しており、今夏には約1600本分の「やさしい字幕」を公開できる運びとなった。それに先立ち、今年4月からは、ろう学校や学習支援NPOなど教育現場での効果的な活用モデルづくりに向けた実証事業をスタートした。
その後は対象となる学年を広げ、小学校低学年の映像授業についても字幕の追加を進めていく予定で、現在、在宅・オンラインで取り組んでもらえる企業・団体ボランティア計300名を募集している。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)