2021年5月21日
奄美大島5市町村とSchoo、遠隔教育システムを活用した地方創生協定を締結
Schooは、鹿児島県奄美大島での地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を奄美大島内の5市町村(奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町)と18日に締結した。
まずは奄美大島全島民約6万人が『Schoo』のサービスを利用できるようになるという。今後、都市部と地方の格差の1つである「学習・教育機会の格差」に対し、遠隔教育システムを活用して地方課題に取り組み、地方創生を推進する。
スクーは、今回の協定締結先の1つである鹿児島県奄美市に2017年から、Uターン及びIターン者に向けに都市部との学習機会の格差や距離・場所等の制約を超えた学習体験と学習機会を提供することを目的に「Schooビジネスプラン」を同市民向けに導入し活用を推進。
また、奄美大島は離島のため、高校生の進学や社会人の学び直しの際の島外への人材流出は止まらず、島内人口は年々減少。同社はこの課題に対し、「Schoo」を活用した「学び」の面から地方創生を推進すべく、島をあげて取り組むという。
協定概要
名称:遠隔教育を活用した奄美大島での地方創生推進 包括的パートナーシップ協定
要綱:
(1)奄美大島在住者に向けたオンライン学習プラットフォーム『Schoo』の導入、及び活用の促進
(2)奄美大島での地方創生推進に向けた、遠隔教育ソリューション及び付帯した事柄の共同開発
(3)島民及び島内事業所支援として、インターネット学習機会の提供によるビジネス性及び情報リテラシー(情報活用能力)向上
導入サービス概要
利用者:奄美大島全島民(奄美大島に籍をもつ個人・企業・教育機関等在籍の人含めた合計 6 万人。未就学児含む)
対象市町村:奄美大島内の5市町村(鹿児島県奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町)
導入プラン:Schoo ビジネスプラン
導入期間:4 月から順次
関連URL
最新ニュース
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が北海道森町で正式採用、町内の全小中学校へ導入(2024年9月20日)
- すららネット、「すらら」算数/数学を海外向けにローカライズ、小学校高学年の全範囲で開発完了(2024年9月20日)
- 統合型校務支援システム「C4th」、クラウド版サービスが朝霞市小中学校全15校に導入(2024年9月20日)
- 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」、栃木・市貝町の小中4校が活用(2024年9月20日)
- ガクシー、奨学金業務の負荷軽減と利用拡大を目指し鳥取県へ「ガクシーAgent」を導入(2024年9月20日)
- JMC、静岡県小山町の「令和6年度 小中学校デジタル学習環境構築事業」を受託(2024年9月20日)
- SEプラス、遊んで学べる「ICTかるた」を高知・香南市立の小学校に寄贈(2024年9月20日)
- コドモン、大阪市の幼稚園51施設でICTサービス「CoDMON」導入(2024年9月20日)
- 大学生の就活開始、8月時点で3年生68%、4年生70% =ガロア調べ=(2024年9月20日)
- LINEやメールを使う小中学生、4割がメッセージのやりとりで「難しい」と感じる =ニフティ調べ=(2024年9月20日)