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2021年5月25日

Psychic VR Lab、BiPSEE・高知大学医学部と産学連携研究開発組織「医療×VR」学を設立

Psychic VR Labは21日、BiPSEEと高知県 3 大学とともに、高知大学医学部に研究開発組織「医療×VR」学を設立したことを発表した。

左から、BiPSEE社 松村雅代 代表取締役、高知工科大学 繁桝博昭教授、高知大学医学部長 菅沼成文教授、高知県立大学 神原咲子特任教授、Psychic VR Lab社 山口征浩 代表取締役

「医療×VR」学は、「医療×VR」に関する研究・臨床拠点とするために設置された研究開発組織。使命として、医工連携を基盤とした、「医療×VR」MedTechEcosystemを構築し、VRデジタル治療薬と地方で機能する遠隔医療の実践を行い、国内外の指針となる医療VRガイドラインを策定する学際的な拠点を創造することを目指す研究開発組織。

外部の企業・教育機関と共同で組織を新たに立ち上げることで、VRデジタル治療薬の臨床研究に留まらず、「医療✕VR」学における研究成果をいち早く臨床応用していくことを目指す。

組織メンバーには各領域の専門家が集まっており、高知大学医学部の特任教授として松村雅代氏(BiPSEE代表取締役/心療内科医師)、特任准教授として山口征浩氏(Psychic VR Lab代表取締役)、共同研究パートナー・客員教授として、神原咲子特任教授(高知県立大学)、繁桝博昭教授(高知工科大学)が参加、今後は高知県産学官民連携も視野に入れ、アドバイザーとして、桑名龍吾氏(高知県議会議員)、大石宗氏(高知県議会議員)、宇都宮竜司氏(株式会社アルファドライブ高知 代表取締役)が参画。

「医療×VR」学は①VRデジタル治療薬の薬事承認と臨床応用の基盤を創造、②国内外医療分野におけるVR活用のガイドラインを策定、③VR空間での基礎・臨床研究を推進するためのプラットフォーム構築の3つの柱を掲げており、参画メンバーがそれぞれ機動的に研究を推進しながら、有機的な連携を実現していくという。

高知県は、人口10万人当たりの医師数が全国3位(平成30年末で316.9人/10万人、厚労省医師・歯科医師・薬剤師統計)で、国際的な課題である「医療過疎」や「高齢化問題」について地域的な課題がある。同研究開発組織において、高知県を中心に産学官民連携を基盤にVR治療モデル構築をし、国際的な地方創生のモデルケースを構築。

また、岡山市の心療内科HIKARI CLINICと、XRプラットフォームSTYLYによる共同開発で、VRを利用した遠隔心理カウンセリング ”HIKALY” をローンチ。予約から決済までをオンラインで完結でき、通院する必要がない、在宅での個人向け心理カウンセリングをVRで提供しているという。

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