2021年7月14日
イーオン、愛媛県の公立中学生向けに英検3級取得を目指すオンラインレッスンを提供
英会話教室を運営するイーオンは12日、愛媛県教育委員会が公募する「令和3年度英語力向上講座業務委託」を受託したと発表した。同事業は、英検3級取得を目指す公立中学校の生徒を対象としたオンラインによる英語学習講座実施事業で、昨年に引き続き、2年連続での受託となる。
昨今のグローバル化の進展に伴い、国の第3期教育振興基本計画では、令和4年度末までに中学校卒業段階で英検3級相当以上となる中学3年生の割合目標を50%以上と定めている。また、令和3年度には中学校の新学習指導要領が全面実施となり、英語の授業は原則英語で教えることがスタートした。
同社では英語教育指導の強化を図る愛媛県教育委員会から、過去3年間にわたり、「英語コミュニケーション能力ボトムアップ事業」における「英語力向上講座」を受託。公立中学校英語教員を対象に英語研修を実施してきた。さらに昨年は「令和2年度英語力向上講座」として約800人の生徒を対象に英検3級の対策講座を提供。講座受講者で実際に英検3級を受験した学生のうち、約8割が実際に合格した。
今回、同社が受託した英語学習は、英検受験に対し受験料の補助を実施する愛媛県内の市町(学校組合)教育委員会が所管する中学校に在籍する中学生のうち、令和3年度中に英検3級を受験予定の生徒約1500人(想定)を対象に行う。講座は、インターネットを利用したオンデマンド動画視聴方式で展開し、受講者が在籍する各中学校で受講する。1回約40分×8講座で構成され、2次試験対策も含めた内容になっている。4技能(聴く・読む・話す・書く)の指導ならびに学習意欲を引き出すことに定評のある教師が担当し、本事業専用の動画を企画・作成して配信する。受講期間は7月15日から12月15日まで。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)