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2021年8月2日
早稲田システム開発、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が横須賀美術館に導入
早稲田システム開発は7月29日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスが、横須賀美術館に導入されたと発表した。
これまで横須賀美術館では、所蔵作品の解説について、従来はパネルや、無償で配布する作品カードなどにより来館者に提供してきた。しかしながら、パネルが多すぎると鑑賞自体の妨げになりかねないこと、印刷物の作品カードはコストがかかり、内容の修正もしにくいことなどの問題点があった。また、近年の外国人観光客の増加により、解説の多言語化も課題となっていたという。今回、館内にフリーWi-Fiを導入したことをきっかけに、これを有効活用してもらうための美術館側からの仕掛けとして、「ポケット学芸員」による作品解説の提供を開始することに。
ポケット学芸員選定理由は、貸出用の機器購入等の初期費用がまったくかからないこと。すでに所蔵品管理システムとして「I.B.MUSEUM」を導入していて、運営のための費用もかからないことなどから採用に至った。また、機器等を共有せず、利用者の手持ちのスマートフォンを使用することは、感染症対策の面でもメリットが大きかったという。同館の配信コンテンツの特徴は、基本的には、所蔵作品の基本情報、画像、解説、作者の略歴を掲載し、英文版を設けている。現在は30点程度だが、今後、収録作品数を増やしていく予定。
横須賀美術館は、横須賀市制100周年を記念し、2007年に開館。建物は、神奈川県立観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、目の前には東京湾が広がる恵まれた環境の中にある。館内でも常に周囲の自然が感じられるよう、天井や側面に大小の丸穴が開けられ、開放的な空間に。地階の所蔵品展示室とギャラリーでは、年4回の展示替えを行い、朝井閑右衛門室をはじめとし、横須賀美術館の所蔵作品を、さまざまな角度から親しみやすく紹介。谷内六郎館では、代表作《週刊新潮表紙絵》1300余点を中心に、横須賀・鴨居にアトリエを構えた谷内六郎のさまざまな世界を紹介している。
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