2021年8月5日
立命館アジア太平洋大学、最先端の学生募集・出願システム「Slate」を導入
立命館アジア太平洋大学(APU)は4日、米国Technolutions社の最先端の学生募集・出願システム「Slate(スレート)」を導入し、2021年度から、外国人留学生(国際学生)の学部入試と大学院入試で本格運用を開始したと発表した。
「Slate」は、北米や欧州などで1400校以上での導入実績があり、今回、アジアの大学では8校目、国内の教育機関では初めての導入。APUの大学院では、昨年9月から先行的に運用を始めていた。
APUの国際入試では、出願に興味をもつ高校生や学部生などが世界100カ国以上に散らばっており、その高校生らへの適切なアプローチが出願につながる重要な要素。
今回、「Slate」を含めたDX化の実現で、出願に興味をもつ高校生(志願者)がストレスなく、問い合わせや入試関連イベントへの参加から出願、面接、合格発表、入学手続までを同一のプラットフォームで完結するユーザーフレンドリーな仕組みが整った。
情報を管理するAPU側にとっても、志願者との接触の増加や、出願促進の定例化などによる適切なアプローチが実現する。
今後は、志願者の情報が同システムの下で一元管理され、志願者に適した情報を届けることができるようになる。今年度の利用開始から既に、一部の出願期間で、出願数が昨年比1.5倍になった(2022年度春出願1期:国際入試)。
志願者は居住地を問わず、インターネットに接続していればいつでもオンラインイベントへの登録、入試に関する質問、出願、結果通知の受け取り、手続金の支払い、渡航査証(ビザ)申請まで進むことができる。
また、面接、テスト、エッセイをオンライン上で適切に実施することで、高い精度で志願者の質の見極めを行うDX化を実現。
「Slate」は、 Technolutions社が開発した入学者管理、学生の成功、進学のための包括的なプラットフォーム。 高等教育機関専用に設計・開発されており、現代の学生や寄付者のコミュニケーションサイクルに幅広く深く対応できるソリューション。
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