2021年8月11日
金沢工業大学、文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム プラス」に選定
金沢工業大学は6日、「KIT数理データサイエンス教育プログラム」が、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されたと発表した。
先導的で独自の工夫・特色を有するものとして、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)プラス」にも選定された。リテラシーレベル プラスに選定されたのは11大学で、私立大学は同大学、北海道医療大学、久留米工業大学の3大学。
同大学は、2022年度からデータサイエンスの3科目を全学部全学科の必修科目とし、さらに、データサイエンスとAIの素養を身につける「KIT数理データサイエンス教育プログラム」を整備した。
「KIT数理データサイエンス教育プログラム」は、社会におけるAI・データの利活用方法、データリテラシーなどについて学ぶ体系的な教育プログラムで、2020年度以降の入学生全員が対象。1年次に開講される「修学基礎A」「AI基礎」「プロジェクトデザイン入門(実験)」「プロジェクトデザインⅠ」「ICT基礎」の科目を通して、データ・AIの活用領域、利活用のための技術、最新動向と、データを読む・説明する・扱うスキル及び、データ・AI利活用における個人情報、データ倫理、AI社会原則等の留意点について学ぶ。
2022年度入学生からは、カリキュラムに「データサイエンス入門」「同 基礎Ⅰ」「同 基礎Ⅱ」の科目を追加。「AI応用Ⅰ」「IoT基礎」「ロボティクス基礎」「ネットワークセキュリティ」などの13科目を選択科目とし、数理・データサイエンス・AIを活用するためのデータを操作する実践的な知識・スキルを身につけるという。
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