2021年8月18日
小学生に人気の習い事はICT関連の「動画制作」や「プログラミング」=ベネッセ調べ=
ベネッセは17日、全国の小学生とその保護者1236組を対象に実施した「小学生の習い事調査」の結果をまとめ発表した。
この調査は、小学生の習い事の現状や、オンラインでの習い事への意識、保護者自身の幼少期の習い事などについてアンケートしたもので、それによると、現在の習い事以外に、新たに習うとしたら最もしてみたいことを親子に聞いたところ、保護者と子どもで回答の違いが見られた。
保護者は、「水泳」(11.0%)や「英会話」(10.4%)など、現状でも習っている比率が高い人気の習い事が上位入りしているのに対し、子どもは「動画制作」(8.3%)や「ダンス」(7.6%)、「プログラミング」(7.4%)など、純粋に「好きなもの」に関連した習い事が上位に入った。
小学生が今後してみたい習い事TOP3「動画制作」「ダンス」「プログラミング」は、なりたい職業の上位「YouTuber」(1位)「芸能人」(2位)「ゲームクリエイター・プログラマー」(4位)に関連していた。将来なりたい職業として思い描く「好きなこと」を、習い事としてもしてみたいという意識の現れかもしれない。
オンラインで習い事をさせてみたいかを保護者に聞いたところ、約4割(38.7%)が「どちらともいえない」で、積極的な回答(「とてもやらせたい」6.6%、「まあやらせたい」23.8%)は約3割だった。
積極的な回答の理由としては、「新型コロナへの感染リスクが低い」(29.5%)や、「送り迎えの必要がない」(27.7%)が3割近かった。
オンラインで何を習わせてみたいかを聞くと、TOP5は「英会話などの語学」(33.0%)、「プログラミング」(25.4%)、「思考力を伸ばすための学習」(18.7%)、「学校の予習・復習」(13.3%)、「計算や漢字」(10.1%)だった。
また、世代・性別を越えていま現在の習い事で最もしている比率が高いのは、「水泳」(小学生33.9%、保護者49.0%)だった。
保護者の世代で約4割が習っていた「習字」、約4人に1人が経験していた「そろばん」「受験のための学習」は、今の小学生では1割を切り、TOP5圏外。「習字」「そろばん」の大幅な減少は、スマホやパソコンなどのICT機器の普及で手書きや手計算をする機会が少なくなったことが影響しているかもしれない。
現在の小学生は保護者の世代に比べて、特定の習い事に集中していないのが特徴で、ともに上位入りしている「水泳」「ピアノ・エレクトーン」に関しても、現在の小学生は保護者世代よりも習っている比率が低くなっている。
この調査は、3~12歳の子どもの保護者1854人(男性851人、女性1003人)と子ども(幼児618人、小学生1236人)を対象に、6月11日~13日にかけて、インターネットで実施。有効回答は小学生とその保護者1236組。
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