2021年8月25日
神奈川工科大学、「U18 IT夢コンテスト2021」最終審査会結果を発表
神奈川工科大学は23日、「U18 IT夢コンテスト2021」最終審査会の結果を発表した。158応募作品の中から国立東京工業大学附属科学技術高等学校「吹奏楽練習支援システム CONDUCTOR」が最優秀賞を受賞した。
今年で11回目の開催となる同大学が主催するIT夢コンテストは、全国の中学生・高校生・高専生(3年生以下)を対象に、IT(情報技術)で実現できる未来の社会や新たなサービスなどに関する「夢」を語ってもらうコンテスト。コンテストを通して、中学生・高校生・高専生のITに対する理解や興味を高め、創造力・問題発見能力・コミュニケーション能力を養うことを目的としている。
8月21日に、158応募作品(37校)の中から創造性・個性豊かな15作品(12校)が最終審査会への進出。書類審査員からのコメントを参考にして提案内容にさらに磨きを掛けて、最終審査会の発表に臨んだ。最終審査会は、Zoomによるオンラインで開催。生徒はあらかじめ16ページ以内で準備した原稿をもとに、審査員に対して、5分間で提案内容を発表。発表内容だけでなく、発表の様子や質疑応答も含めて審査した結果、各賞が決定した。
今年の最優秀賞は、従来の「メトロノーム」を改良し「テンポ」「音量」「駆動方法」「演奏記号」を、自動変更・電子制御・表現可能にするアイディアを考案した、国立東京工業大学附属科学技術高等学校が受賞した。また優秀賞(神奈川県教育長賞)は、国立兵庫教育大学附属中学校「次世代パーソナルモビリティ~障がい者と健常者の差別をなくす~」、優秀賞(神奈川新聞社賞)は、国立東京工業大学附属科学技術高等学校「置き配BOX~その荷物、僕が受け取ります!~」、優秀賞(神奈川県私立中学高等学校協会理事長賞)は、東京都立葛飾総合高等学校「点字リング~誰でも点字を読める時代に~」が選ばれた。
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