2021年9月9日
高校生の2人に1人が「親などから就きたい職業を否定された」経験あり=バンタン調べ=
バンタンは8日、高校生1000人と、社会で活躍中の30代1000人を対象に実施した、「2021年 進路に関する調査」の結果をまとめ発表した。
この調査では、将来の進路や、新型コロナの影響による就きたい職業への志望度の変化などについてアンケート調査した。
それによると、「好きなことや得意なことを仕事にしたいと思うか」を聞いたところ、高校生は、「とても思う」が57.9%、「まあまあ思う」が32.5%で、全体で9割以上がそう思っていると回答した。
就きたい職業について、親や学校の教師、友人などから「否定的なことを言われた経験がある」高校生は47%と、約2人に1人が該当していることが分かった。
親などから否定的なことを言われた経験がある高校生によると、「安定した職業に就いてほしい」(41.9%)、「(就きたい職業に)就けないのではないか」(29.4%)、「大学に行ってほしい」(22.4%)といった将来を心配しての言葉を言われていた。
言われたタイミングは、「将来の夢(就きたい職業)を打ち明けたとき」(42.6%)が最も多く、「進路面談のとき」(32.7%)、「成績やテストが返って着たとき」(25.5%)といった回答も見られた。
親などから否定的なことを言われても、約7割の高校生は就きたい職業を変えておらず、就きたい職業と異なる進路に進んだ高校生は1割以下だったことも分かった。
否定的なことを言われたことで就きたい職業を変えた高校生は、「後悔すると思う」(15.2%)、「たぶん後悔すると思う」(27.8%)と感じていると回答。
また、新型コロナ感染拡大で生活変容を受けても就きたい職業への志望度は、「変わらない」(61.9%)、「志望する気持ちがやや高まった」(17.3%)、「志望する気持ちが高まった」(11.4%)を合わせると90.6%だった。
理由として最も多かったのは、「自分の意思が強かったから」(41.9%)で、高校生の10人に9人は力強い意思を持っていることが分かる。
高校時代に進路に否定的なことを言われた人のうちの、23.4%が「(高校生時代にやりたかったことや、なりたいこと)そのままの進路に進んだ。」、26.5%が「(高校生時代にやりたかったことや、なりたいことと)ほぼ同じ進路に進んだ」と自分の夢を諦めず、仕事にしていると回答。
30代が自分のキャリアに満足している理由の1位は、「自分の好きなことや得意なことを仕事にしたから」(41.3%)だった。
対照的に、自分のキャリアに後悔している理由は、「自分の好きなことや得意なことではないから」(41.1%)が1位で、高校時代に「就きたい仕事につけたか」が将来の満足度を左右するとも言える。
この調査は、高校生への調査は、全国の高校2・3年生の男女1000人を対象に、5月21日~25日にかけて、また、30代への調査は、全国の30代の男女1000人を対象に、6月17日~21日にかけて、それぞれインターネットリサーチで実施した。
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