2021年9月15日
千葉商科大学、2021年10月実施の学部入学試験でオンライン面接を導入
千葉商科大学は13日、10月実施予定に学部入学者選抜に、オンラインでの面接試験を導入すると発表した。受験生の来校機会を減らすことにより、受験による感染リスクを減少させ、安全に同大における入学者選抜を受験してもらうことを目的としている。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、文部科学省は2021年6月4日発表の「令和4年度大学入学者選抜実施要項」において、総合型選抜や学校推薦型選抜で、ICTを活用したオンライン個別面接など工夫を凝らした選抜方法を取り入れるよう、全国の国公私立大学に要請をしている。同大ではこれまで、新型コロナウイルスの影響を受ける受験生へ配慮として、入試日程と出願資格の基準を変更(2020年度)、オンラインオープンキャンパスを実施するなどの対応を行ってきた。
オンライン面接の対象試験は、10月16日および17日に行われる給費生総合型選抜、一般総合型選抜10月期、併願総合型選抜、文化・スポーツ実績総合型選抜10月期、付属高等学校生対象総合型選抜。いずれも選考方法が書類審査、小論文、面接などであり、一部選抜方式を除き、来校せずにオンラインのみで受験することができる。なお、オンライン面接の環境が整えられない受験生は来校して面接を受けることも可能としている。
11月以降に実施予定の入学者選抜については、現時点では対面での面接試験を予定しているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、オンライン面接に変更となる可能性もあるという。
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