2021年9月21日
ディープラーニング協会、「E資格2021#2」結果とシラバスの改訂を発表
日本ディープラーニング協会(JDLA)は、8月27・28日に実施した第2回エンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2021 #2」(「E資格2021#2」)の合格者を決定し、17日に発表した。
それによると、「E資格2021#2」の受験者数は1170人で、そのうち合格者は872人、合格率74.53%という結果だった。
過去5回と併せたE資格の累計合格者数は3856人になる。各科目の平均得点率は、「応用数学」67.16%、「機械学習」73.49%、「深層学習」63.84%、「開発環境」66.54%だった。
また、同協会では、来年8月26・27日に開催する「E資格2022#2」から、シラバスを改訂すると発表した。
今回の改訂では、ディープラーニング技術の産業活用が拡大する中で、実務や様々な研究のベンチマークに用いられる手法を追加。画像認識・自然言語処理で広く使われている手法はもちろん、音声認識分野もカバーしたものになっている。
また、機械学習のモデルの説明性や距離学習といった分野に依らず重要な項目も追加した。
そして最大の変更点は、これまではフレームワークによらない実装だけを扱っていたが、今回の改訂では、PyTorchまたはTensorFlowを利用した実装も扱うことにした。
したがって、E資格を受験する際には、PyTorchまたはTensorFlowを受験者が選択する。E2022#2出題問題のフレームワーク前提バージョンは2022年2月にアナウンス予定。
なお、次回の「E資格2022#1」は、現行のシラバスによる試験開催となるので要注意。また、認定プログラム事業者の新シラバス対応講座の提供は、来年1月以降になる予定。
同協会では、日進月歩するディープラーニング技術に対応するため、1~2年に1回、シラバスを改訂している。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











