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2021年10月8日
コクー、オンプレミス×クラウドのハイブリッド型ITインフラ教育サービスを開始
コクーは7日、オンプレミスとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッド型ITインフラ教育サービス「SPEC(スペック)」の提供を開始した。
「オンプレミス」は、サーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを使用者(企業)が管理する設備内に設置し、自社運用すること。また、「パブリッククラウド」は、クラウドコンピューティング環境をインターネット経由で提供するサービスで、「必要な時に必要な分だけ」自由にサーバーやネットワークリソースを利用できる。
同社は、オンプレミスの技術をパブリッククラウドに置き換えるだけでなく、顧客のニーズに合わせ柔軟に対応できるエンジニアこそ、昨今必要とされるインフラエンジニアの姿であると考え、「SPEC」の提供を開始。
オンプレミスとパブリッククラウドのハイブリッド型の教育を提供するために課題となるのが教育環境。オンプレミスには、サーバーやネットワーク機器などの実機やソフトウェアが必要となり、5000万円以上という莫大なコストと環境構築の工数がかかる。
同社は、ITインフラ研修サービス「VeXUS(べクサス)」を実施するために、こうした教育環境をすでに構築しており、今回の教育サービスを業界で初めて提供することができたという。
また、パブリッククラウドへの移行によるインシデントを未然に回避するために検証環境は必須。同社は今回、セキュリティが担保され、かつユーザビリティが高い個人専用の実証環境として「SPEC」専用プラットフォームも構築した。
「SPEC」で提供するカリキュラムは、ニーズの高い技術を時代に即して拡充していく。第1弾のカリキュラムは「SPEC×Microsoft Azure」を提供。また、第2弾のカリキュラムは、2022年1月に「SPEC×Amazon Web Service」の提供を予定している。
【第1弾カリキュラム「SPEC×Microsoft Azure」概要】
サービス提供:10月7日(木)〜
開催期間:3日×7.5h/日(毎週開催)
受講形式:オンライン
受講人数:最大5人/回
料金:15万円~(クラウド使用料、テキスト料金含む)
カリキュラム:
・「DAY1」(Azure基礎とID連携)
Azureの基礎知識の習得、およびAzure AD Connectを使用したID連携(Azure Filesを利用し、データ領域へのSSOアクセス)
・「DAY2」(サイト間VPNの構成)
オンプレミスとAzureでサイト間VPNを構成。また、DCを冗長化しマルチサイト化する
・「DAY3」(ハイブリッド環境におけるセキュアなメールシステム構築)
メールフロントエンドシステムをAzure環境に配置し、ハイブリッド環境におけるセキュアなメールシステムを構築(Azure環境にはLBを配置し、負荷分散)
受講対象者:
・業務でActive Directoryを扱ったことがある人
・これから業務でパブリッククラウドを扱う企業のITインフラエンジニア、アプリケーション開発エンジニア
・企業の情報システム部所属社員など
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