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2021年12月29日
ハイスペック韓国人材採用マッチングサービス「KOREC」が登録数3500人、内定数100人突破
C2C PTE.(C2C)とビーウェルインターナショナル(Bwell)は27日、韓国国内の就職率低下により溢れたハイスペックな韓国人材の海外就職ニーズを受け、2021年5月に正式ローンチした韓国人材特化型の人材紹介事業KOREC(コレック)のサービス登録数3500人(うちアプリ登録学生が1000人)、内定数100人を突破したことを発表した。
韓国国内の新卒内定率は70%を下回っており、2020年韓国の15~29歳の失業率は9%で、日本の同年代失業率の約2倍という厳しい情勢が続いている。就職サイト「ジョブコリア」の調査によると、2030世代(20~30代)の若者のうち、84.9%が「機会があれば海外就職を希望する」といわれている。
また近年では日本の大手企業でもグローバル人材へのニーズが高まり、続々と就職者が増えている。日本国内の高学歴や高いスキルを持つ人材に中小ベンチャー企業が出会う難易度は非常に高い為、日本国内では獲得しにくい層にも出会える点も評価されているという。
しかし、課題もある。日本での就職活動のノウハウがないため、内定まで至らないケースが多く、企業サイドとしてもグローバル化を推進してはいるものの、グローバル人材の採用は進んでいないケースが多い。KORECでは韓国人学生、日系企業双方の支援を実施することでこの課題の解決に取り組んでるという。
KORECは、グローバル化を進める日本企業に対して優秀な韓国学生の採用を支援するサービスで、サービスを運営するBwell社は、2019年5月から韓国現地に就職フリースペース”KOREC”を展開し韓国学生に対して、オフラインで日本就職を目指す韓国人学生に向けて、日本就職の際に求められるスキルの勉強会や面談等の就職 / 採用活動のサポートを実施。サービスローンチ後は、韓国国内の深刻な就職難や海外就職先としてニーズのある日本企業マッチング、日本国内におけるハイスペック人材ニーズが好影響しサービスは順調に成長する他、これまでの実績が評価され韓国の政府系組織、産業人力公団が支援。またサービス利用している登録する企業は、日本たばこ産業(JT)やマネーフォワードなどの大手IT企業の他、テックベンチャー、製造業など幅広く、KOREC登録人材のレベルの高さは高く評価されているという。
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