2021年12月3日
現役東大・京大生の7割以上が「モーニングルーティンを持っている」と回答 =auコマース&ライフ調べ=
auコマース&ライフ(auCL)は2日、コロナ禍での朝の過ごし方を調査するため、東京大学・京都大学の現役大学生・大学院生の男女100人と、東大・京大以外の国立・私立・短大の現役生(一般学生)の男女100人の合計200人を対象に実施した「朝のルーティンに関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、現役東大・京大生の男女100人を対象に、朝のルーティンについて聞いたところ、73.0%が「朝、何かしらのルーティンを作っている」と回答。一般学生の66.0%と比較すると、7ポイントもの差があった。
また、朝の習慣やルーティン(決まった流れ)は、自身の生活で重要だと感じるかと聞いたところ、「重要だと感じる」(36.0%)、「どちらかといえば重要だと感じる」(36.0%)と、現役東大・京大生の72.0%が朝のルーティンが自分の生活にとって重要だと回答した。
現役東大・京大生に、朝のルーティンで実際に行っている内容を聞いたところ、1位「運動・ストレッチ」(38.4%)、2位「料理」(35.6%)、3位「シャワー」(27.4%)だった。
また、現役東大・京大生の5人に1人以上(21.9%)が、「勉強や読書などインプットの習慣がある」と回答。インプットに使う時間の平均は41.20分(0.69時間)で、卒業後さまざまな領域で活躍する東大・京大生は、朝の時間を有効活用していることが分かった。
現役東大・京大生のモーニングルーティンでは、「運動・ストレッチ」のような「運動習慣」と、「勉強や読書などのインプット」といった「学習習慣」をうまく組み合わせている学生が多く見られた。
さらに、朝の時間の使い方に関して、子どもの頃に習慣づけておいてよかったと思う「我が家の(自分の)ルール」について自由回答で聞いたところ、「朝食を必ず食べること」と回答した学生が最も多く、「勉強をする」という回答も目立った。
また、現役東大・京大生では、「母親とコミュニケーションを取る」という回答も複数見受けられた。
朝食の喫食頻度について聞いたところ、現役東大・京大生の実に半数近くの47.0%が「毎日(週7日)」と回答。現役東大・京大生にとって、朝から脳をしっかりと働かせられる「朝食」が1つのモーニングルーティンとして重要なのが伺える。
朝食の際に最も食べるものとしては、28.1%のライバル「パン」をおさえ、33.7%が「ご飯(米)」と回答。現役東大・京大生の朝は、「ご飯」派が最も多いことが分かった。
また、朝食のメインメニューとして、コロナ禍で売り上げを伸ばしている「シリアル」を食べる学生も15.7%おり、健康食の志向も一定数見受けられた。
シリアルを朝食で取り入れている理由は、「短時間で食べられるから」(57.1%)、「準備・調理が簡単だから」(42.9%)、「片付けが簡単だから」(42.9%)」といった手軽さに加え、「栄養バランスが良いから」(50.0%)、「健康に良いから」(42.9%)という自身の健康を考えた、「効率的な朝食」も挙げられた。
現役東大・京大生が朝の時間に最も好んで飲む飲み物は、「コーヒー」(22.5%)をおさえて、「水」(32.7%)が1位だった。また、次いで「牛乳」(19.1%)を選んだ人も多く、一般学生の「牛乳」(8.0%)と比べると、現役東大・京大生では高い数字となった。
現役東大・京大生の1日の平均睡眠時間を見ると、一般学生の「7.1時間」(425.2分)に比べ、「6.8時間」(407.8分)という結果だった。
また、現役東大・京大生の平日の平均起床時間は、「6時台」(26.0%)が最も多く、次いで「8時台」(25.0%)、「7時台」(20.0%)と続いた。
一方で、一般学生の平日の平均起床時間は、多いものから「7時台」(33.0%)、「8時台」(19.0%)、「6時台」(16.0%)」となり、一般学生に比べ、やや現役東大・京大生の方が平日に早く起きている習慣があることが分かった。
平日の就寝時間については、「0時台」(26.0%)が最も多く、現役東大・京大生の就寝・起床ルーティンは、「0時台就寝・6時台起床」が定番のようだ。
さらに、現役東大・京大生の休日の平均起床時間は、「8時台」が22.0%、「7時台」が17.0%、「9時台」が16.0%と、平日と比べて約2時間程度多く睡眠をとっていた。
この調査は、東大・京大の現役大学生・大学院生男女100人、東大・京大以外の国立大学・私立大学・短期大学の現役大学生男女100人を対象に、10月4日~6日にかけて、インターネットで実施した。
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