2022年1月13日
NPO人材開発機構、障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ
NPO人材開発機構は11日、障がい福祉サービス施設で働く支援員のためのeラーニング「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」で、新たな研修コンテンツを制作したことを発表した。
1月の配信コンテンツは「基礎心理学」。
人間のこころや感情について扱う心理学はすべての人を対象とする学問であるという。特に対人援助を行う福祉現場では心理学の知識が非常に役立つと考えられるのではないだろうか。同講義では、人間の心理の特性を学ぶ基礎的な講義。心理学の中でも代表的なミュラーリヤー錯視やエビングハウス錯視などを使用して「感覚・知覚・認知」について講義を行うとともに対人認知としてどのようにして「個別化」をしていくのかを解説している。また学習理論である「条件づけ」や人間のやる気につながる「動機づけ」について講義している。講師は、大内 善広氏(城西国際大学福祉総合学部 准教授)。
同講座のコンテンツは、第1回「感覚・知覚・認知:環境の理解」、第2回「条件づけ~刺激と反応の関係の学習~」第3回「動機づけ~行動の背景にある要因~」。
「サポカレ」は、障がい者支援施設で働く新人~施設長・経営層までのすべての職員を対象としたオンライン研修サービス(eラーニング)。毎週配信される「15分で学べる『Web講義』」と、インターネット会議システムでつながりを通じて多様な法人、施設の職員が学び合う『Liveゼミ』を中心に、障がい者支援施設における計画的な人材育成、そして全国の障がい者支援施設で働く人たちの「働きがい」×「支援力」の向上を目指す。
毎週配信されるWeb講義は、年間受講料16万5000円(税込)で何回でも何人でも受講し放題。一般的なeラーニングと異なり1人あたりの受講料は不要。同じ施設にいる人は、何人であっても受講可能なので、常勤・非常勤など、雇用形態に関わらず、すべての職員が受講でき、パソコンやタブレット、スマホから視聴可能。また、5施設までは追加料金無しで利用できるので、財政規模、職員数など、法人の大小に関係なく、職員の人へ教育機会を提供できる。
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