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2022年1月18日
フレーベル館、ICT教育を活用して読書推進を活性化する「ブックトレーラーコンクール」開催
フレーベル館は14日、急速に進む学校現場でのICT教育を活用して読書推進を活性化させるため、「ブックトレーラーコンクール」を開催すると発表した。
ブックトレーラーとは、映画の予告編(ムービートレーラー)のように、自分の読んだ本の感想や面白さを他の人に伝えるためのプロモーション動画のこと。
今回は実証実験という位置づけで、「近畿大学附属小学校」、「郡山ザベリオ学園小学校」、「森村学園初等部」の3校協力のもと、4年生~6年生約555人の児童が参加する。3校の児童には授業の一環として課題図書の感想を伝える動画を制作してもらうことで、プレゼンテーション能力やデジタルツールの活用スキル向上を図る。また、表彰時にはオンラインで学校間を繋ぎ、交流の機会を設ける。次年度以降には対象年齢やジャンルを拡げるとともに、パートナー企業や出版社、団体を募ることで読書推進活動の輪をさらに大きく拡げていくことを目指す。
従来、本の魅力を伝える活動には感想文や感想画などのアウトプットや各コンクールがあるが、「Society 5.0」と呼ばれる今の時代にあった新しい表現方法や手法を加えることで、より多くの子どもたちの個性を発掘するとともに、積極的に本に親しむ機会を創出し、出版業界全体を盛り上げたいという想いから、同コンクールを開催する運びに。※1月末まで作品を募り、3 月上旬にオンラインで審査結果発表と表彰式を開催予定。受賞作品は弊社コーポレートサイトにて公開する。
課題図書は、「家守神1 妖しいやつらがひそむ家」。審査委員は、本田亮氏(国連 WFP 理事 CMプランナー)、佐々木康晴氏(電通 執行役員 CCO)、土居安子(大阪国際児童文学振興財団理事)、おおぎやなぎちか氏(課題図書著者・児童文学作家)、児童による審査は参加3校の児童555人。
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