2022年2月28日
N/S高、VR活用した「バーチャル修学旅行」を実施
N高等学校、S高等学校は、バーチャル技術を活用した修学旅行プログラムを2月24日から3月10日まで実施する。
![](https://ict-enews.net/wp-content/uploads/2022/02/0228-nnn-260x176.jpg)
VR アプリ「Wander」を使ったバーチャル修学旅行のイメージ
VRヘッドセット「Meta Quest 2」とVRアプリケーションの「Wander」を活用し、生徒と教職員が一緒に世界中の名所をめぐる。
Wanderは、Googleストリートビューが提供する世界中の都市や自然の360度写真を利用して、地球上をバーチャル空間で再現しているアプリケーション。Meta Quest 2を活用することで、自分があたかもその場所にいるような感覚が得られる。
コロナ禍で特に海外に出かけるのが難しいが、生徒は自宅にいながら、さまざまな国の文化遺産や遺跡、施設などを仲間と一緒に巡ることができる。
テーマごとに用意された3つのコースから選択でき(各回90分)、「旅のしおり」も用意、旅行前に見どころをチェックしておくこともできる。
Aコースは、「名作マンガと名所をめぐる ー古代から現代への視点でー」。作品の舞台となった場所や施設を巡り、歴史や地理についても学ぶ。
Bコースは、「なんでこんなにデカく作った?巨大文化遺跡探検」。モアイ像やナスカの地上絵、ピラミッドなどの世界遺産を通じて、それぞれの歴史や文化に触れる。
Cコースは、「世界の歴史は宗教の歴史でもある! キリスト教、イスラム教、仏教の誕生地とキリスト、ムハンマド、釈迦の生誕祭ツアー」。それぞれの宗教にまつわる土地を巡り、各地の風土にも触れながら、宗教が生まれた背景を探る。
N/S高ではVR技術を活用して、バーチャル空間内での授業や、英会話トレーニングを行う。入学式やネット運動会、生徒のプレゼンテーションイベント「NED」、VRゲームを活用した生徒同士の交流会など、学校行事でもVR技術を活用している。
N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した”ネットの高校”で、
生徒数は両校合わせて2万1409名(2021年12月時点)。ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコースの4つのコースから選択できる。
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