2022年4月8日
サイバーフェリックス、「EdTech導入補助金2022」募集に向けて説明会を開催
サイバーフェリックスは、2020年度と2021年度に続き本年度も、経済産業省が行うEdTech導入補助金による、導入実証校へのジタルシティズンシップ教材「DQ World」および補助教材導入に向けて、参加希望自治体・学校を対象とした説明会を18日と19日に開催する。4月中旬以降、同補助金の交付対象に採択されると、2022年度中一定期間、対象教材を無料で利用できる。
同教材は、主にICTの活用が日常的になる小学3年生~中学3年生の児童生徒が、インターネットの仕組みやそこで起こる様々な事象に対する判断基準や対処方法について学び、インターネットをより肯定的かつ自律的に活用する基盤をつくるための教材。
これまで、禁止や制限といった消極的なICTの使い方の指導や情報教育の分野に専門性を持たない指導教員の負担が指摘されてきた。しかし、児童生徒1人ひとりがICT端末を持ち、家庭と学校での連続的な学びが推進される今、ICTの活用を前提として、それらをどのように使っていくのか自ら考え、判断し、行動する基盤を育てる教育が必要とされている。
こうした課題を解決すべく同教材はは、時間や場所を選ばず、アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットなどを通じて、児童生徒が楽しく主体的に学習を進めるための学習を提供している。さらに、同補助金の導入実証校が利用するDQスクールパッケージには、同教材のアカウントに加え、DQ Worldでの学習データに基づき算出される「個人向けと学校向けのレポート」、授業でのより発展的な学びを支える「指導書」「ワークブック」が内包されている。
同補助金は、経済産業省が進める学びと社会の連携促進事業(先端的教育用ソフトウェア導入実証事業)費補助金(以下、EdTech導入補助金)は、対象校との長期的な導入計画に基づき、学校等教育機関にEdTechツールを導入実証する事業者に導入費用の一部を補助する制度。同事業は、学校や教育委員会などによるEdtechツール導入費用の負担を軽減することで、「学校等教育機関および学校等設置者と教育産業の協力による教育イノベーションの普及」を目指す。
関連URL
最新ニュース
- 小学生の親の約7割が日常生活で「自己肯定感を意識することがある」と回答=イー・ラーニング研究所調べ=(2025年4月24日)
- 保護者の87.1%が「志望校は本人が決めた」=栄光ゼミナール調べ=(2025年4月24日)
- 受験生の子どもを持つ保護者が意識的に増やした行動は「子どもとの会話量」=塾選調べ=(2025年4月24日)
- すららネット×埼玉・朝霞市教委、AIドリルを活用した共同実証研究を開始(2025年4月24日)
- コニカミノルタジャパン、「tomoLinks」が「すららドリル」とAI学習支援で連携開始(2025年4月24日)
- 京都芸術大学、通学不要の芸術学士課程「音楽コース」を通信教育部に開設(2025年4月24日)
- 鳴門教育大学、「主体的に学び、創造的に実践する教師」養成のための学修環境を整備(2025年4月24日)
- スペースワンと東京海洋大学、AI技術を活用した水中ドローン活用の共同研究契約締結(2025年4月24日)
- 順天堂大学とアビームコンサルティング、AIを活用した医師の働き方改革に向けた共同研究を推進(2025年4月24日)
- DACホールディングス、教育関係者向け無料オンラインセミナーを5月29日開催(2025年4月24日)