2022年5月24日
カタリバ、公立中学の空き教室に「子どもたちの居場所」をつくるプロジェクト開始
カタリバは23日、東京・足立区立「花保中学校」と協働して、学校内の空き教室に子どもたちのための居場所「リビングルーム」をつくる「リビングルームプロジェクト」を開始したと発表した。

活動の様子
カタリバは、放課後の時間などに学習支援や体験プログラムを実施したり、時には食事の提供も行う、中高生が安心して自由に過ごせる居場所を運営。地域の協力を得ながら、子どもたちにとって学校でも家でもない「安心安全な第3の居場所」(サードプレイス)を築いてきた。
また、同中学校は、2021年度から、学校と保護者・地域住民が協働して学校づくりに取り組む「コミュニティ・スクール」への転換を図っている。
学校を開放して地域の人材とともに学校をつくる「開かれた学校づくり」に舵を切った同中学と、「サードプレイス」運営で得たノウハウや知見を学校内で活かせないかと考えていたカタリバが出会い、学校の中に子どもたちのための新たな居場所をつくる取り組み「ASK-After School Katariba」をスタートさせた。
2021年度の取り組みでは、校内に生徒たちのための新たな学び場を開設。週に1度、職員会議で教室たちが不在となる時間の裏側で、カタリバのスタッフが学習支援を実施。
また、長期休暇(冬休み)中には、「冬期特別版After School Katariba」(ASK)と題して、中学3年生の受験対策+昼食提供(地域のNPOや飲食店と連携)を行った。
そうした活動の中で、「全校生徒の約1割がASKに通うようになった」「継続的に通ううちに学習習慣が身に付き、テストの点数が上がった」「ASKが登校に不安を抱える生徒にとって、心のよりどころになった」といった変化が現れ始めているという。
また、同プロジェクトの開始に伴い、生徒・教員・地域住民らでアイデアをまとめ、全員で設計する「どんな居場所にするかワークショップ」を、5月24日と6月2日に開催する。
【ワークショップ概要】
開催日時:5月24日(火)15:00~16:00、6月2日(木)16:00~17:00(予定)
場所:足立区立花保中学校内パソコン準備室[東京都足立区南花畑2丁目41‐1]
内容:参加者全員で模造紙にアイデアを出してブレインストーミングしたり、話し合うなどしながらリビングルームをどのような場所にしたいかの企画案を考える
参加者:足立区立花保中学校の教師・生徒、中学校区地域の住民
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