2022年6月2日
セラク×東大大学院、社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」を設置
セラクは6月1日、東京大学大学院医学系研究科と共同で、社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」(英文名Department of Digital Mental Health)を設置した。
「社会連携講座」は、公共性の高い共通の課題について、共同して研究を実施しようとする民間などの外部の機関(国立研究開発法人を除く)から受け入れる経費などを活用して、学部や研究科などの教育研究を行う機関に設置される講座。
今回の講座の設置期間は、6月1日~2025年5月31日の3年間。講座は同研究科に設置され、川上憲人特任教授、今村幸太郎特任准教授を含む3人体制で実施。
インターネットなどのデジタル技術を応用して精神健康を測定し、その保持・増進を支援する介入プログラムを提供する「デジタルメンタルヘルス」技術とこれを用いたサービスについて基礎および応用研究を行う。
研究成果をもとに、医学教育にも貢献。同講座では、特に職場のメンタルヘルス対策や健康経営における心の健康づくりにデジタル技術を応用するための研究を行う。労働者の心の健康に関して、デジタルメンタルヘルスを専門に研究する大学内の研究室の設置は世界で初めてだという。
また、「デジタルメンタルヘルス講座」の設置を記念して、7月5日にオンラインイベントを開催する。
【講座の主な研究内容】
①AIやシミュレーションなどのデジタル技術を応用した「デジタルメンタルヘルス」の手法を研究。例えば、精神健康の測定や将来予測の方法論を開発する、またAIが支援し、個人の属性に合わせて完全自動化されたテイラード・ストレスマネジメント介入プログラムを開発する
②「デジタルメンタルヘルス」による精神健康の測定方法の精度管理や介入プログラムの効果の科学的な評価のための研究を行う。精神健康の測定方法の開発手順、精度管理を世界標準の基準に基づいて検証する手順を確立し、これを実際の測定方法に応用。介入プログラムの効果をランダム化比較試験などで検証する
③「デジタルメンタルヘルス」の測定や介入プログラムを個人、企業・組織、自治体などで普及・実装するための効果的な戦略を調査研究で明らかにする
【オンラインイベントの概要】
開催日時:7月5日(火)13:30〜14:45
開催方法:ZOOMによるオンラインミーティング
対象:「デジタルメンタルヘルス」に関心のある企業の人事労務担当者、産業保健スタッフ、研究者、学生など
定員:300人
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