2022年6月29日
人気言語ランキング内で日本語が5位に浮上 =Duolingo調べ=
世界5億人のユーザーを持つ語学アプリ「Duolingo」は、同アプリの調査で日本語が人気言語ランキング5位に位置していると発表した。
主要国の中で最も学習者の伸び率が高く、日本への外国人観光客の受け入れが本格スタートし観光魅力度ランキング初の世界1位も獲得したことから、日本への興味が高まっているといえる。
6月10日から新型コロナウイルスの影響により停止していた日本への訪日外国人観光客の受け入れが、2年2カ月ぶりに再開された。受け入れの対象はアメリカや韓国、中国、イギリスなど感染リスクが低いと判断された98の国と地域からの観光客。ワクチン接種をしていなくても入国時の検査や待機措置は免除される。また、感染拡大を防ぐため、当面は添乗員付きのツアー客に限定。ツアー客の募集 やビザの発給手続きに時間がかかるため、実際に多くの外国人観光客が日本を訪れるようになるのは、早くても6月下旬以降の見込み。
日本文化への関心が高まる中、日本アニメやサブカルチャーの人気をきっかけに、海外で日本語の学習熱が高まっている。世界最大級の語学アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」の利用データから、国・地域ごとの人気言語ランキングを調べたところ、日本語は19年に12カ国、20年に15カ国、21年は19カ国でトップ3位に入った。これは、英語(138カ国)、フランス語(111カ国)、スペイン語(106カ国)、ドイツ語(44カ国)に続く5番目の多さで、イタリア語(14カ国)を上回る。日本語コースの登録者数は世界で1500万人を超え、主要言語のなかで学習者数の伸び率がもっとも高い。
同アプリは世界で累計ダウンロード数 5 億を突破した無料の語学アプリ。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング練習すべてを含む1セットを5分程度で受講できることに加え、ユーザー同士で競い合う、ポイントを獲得してレベルアップなど、ゲーム感覚で楽しく学習できる。英語をはじめ、中国語、スペイン語、フランス語など、延べ40言語に及ぶ学習プログラムを提供。日本語版では英語・中国語・韓国語・フランス語を提供している。
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