2022年7月29日
日本ディープラーニング協会、「AIガバナンス・エコシステム」に関する研究会レポートを公開
日本ディープラーニング協会(JDLA)は28日、「AIは誰が管理・評価するのか?」と題する、AIガバナンス・エコシステムに関するJDLA研究会のレポートを公開した。
同研究会「AIガバナンスとその評価」では、AIサービスのガバナンスを考える際、個々の組織内にとどまるのではなく、外部環境や評価機関とのつながりを踏まえた検討が必要という問題意識から、「AIガバナンス・エコシステム」を提言。その概念の具体化へ向けた検討を行っている。
2020年夏から活動を開始した同研究会は、今回、2年目(第Ⅱ期)の検討をまとめた報告書「AIガバナンスエコシステム~AIは誰が管理・評価するのか~」を公開。
同報告書では、「AIガバナンス・エコシステム」を構成する関連機関やアクターについて、1年目の検討をさらに精査し、「AIガバナンス・エコシステム(第Ⅱ期バージョン)」を紹介している。
また、具体的なケースをあてはめた検討として、HR(Human Resources)領域のAIサービスを取り上げ、重要と考えられる機能や役割、アクター間の連携などについて整理している。
同研究会は、JDLAの設立目的と5つの活動方針(活用促進・社会提言・人材育成・国際連携・理解促進)に関するテーマについて議論を深め、提言や実践的な活動を行っていく場として設置された。
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