2022年8月4日
夏休みの宿題、小学生の親83%が「あった方が良い」と回答=C.Dreams調べ=
C.Dreamsは3日、同社の教育メディア「ちいく村」が、小学生(1年~6年生)の子どもを持つ親200人を対象に実施した、「子どもの夏休みの宿題に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「夏休みの宿題はいるか、いらないか」を聞いたところ、200人中166人(83%)の親が「あった方がいい」と回答。「なくてもよい」は34人(17%)だった。
あった方が良い理由を聞いたところ、「主体的にやらせるのが難しい」、「宿題があった方が勉強が進む」、「家で勉強するきっかけがほしい」といった声が寄せられた。逆に、なくてよい理由については、「宿題を見るのが面倒」といったコメントが寄せられた。
夏休みの宿題で「不要な宿題」を聞いたところ、1位は「自由研究」57人で、次いで僅差で、「絵日記」56人、「読書感想文(作文)」41人。手間暇かかる宿題が上位だった。
自由研究が宿題でないならどうするかを聞いたところ、半数以上(58%)が「宿題でないならやらない」と回答。「自由研究はやらせたい」は42%だった。やはり、夏休みの自由研究は親にとって負担になっているようで、宿題だからシブシブやっているが、宿題として出ないなら自由研究はやらない、という親が多数派だった。
子どもの夏休みの宿題に対する「やる気」を聞いたところ、「やる気がある」は200人中95人で、「やる気がない」は39人だった。
学年別にみると、小1~小4の低~中学年では、「やる気がある」子の割合が高めだが、小5・小6になると、「どちらともいえない」、「やる気がない」がかなり増えている。高学年になるほど、夏休みの宿題へのモチベーションが下がることが分かった。
夏休みの宿題は「いつ頃終わるのか」を聞いたところ、「夏休み後半」72人が最も多かった。「夏休みが終わるギリギリ」も36人おり、合わせると半数以上は夏休み後半まで宿題の処理に時間がかかっているようだ。
この調査は、小学生(1年~6年生)の子どもを持つ親を対象に、8月にインターネットで実施した。有効回答数は200人。
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