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2022年8月4日
光村図書、保護者向け「夏休み 読書感想文お悩み相談室」をWeb開設
光村図書出版は、読書感想文の秘訣を専門家が伝授する、保護者向けコンテンツ「夏休み 読書感想文お悩み相談室」を、8月1日からウェブサイトで公開した。
同相談室では、「国語」教科書の編集委員もつとめる森山卓郎・早稲田大学教授が、子どもが読書感想文を書くときに、保護者ができるアドバイスの秘訣を教える。
①書き方のパターンを知ろう、②呼び水の言葉を使って考えを深めよう、③まとめの術―の3つの構成で、感想文の書き方を具体的に紹介する。
このほか、読書感想文にまつわるよくある悩みに、学校図書館スーパーバイザーの藤田利江氏が答えるほか、小学校「国語」教科書(光村図書)から、読書感想文に「使える」ページも紹介。資料もダウンロードできる。
【3つの秘訣の概要】
①書き方のパターンを知ろう
――まず何から書き始めればいいのか
森山教授:読書感想文は、「読んだきっかけ→あらすじ→感想」というようなありがちなパターンの他にも、いろいろなパターンで書くことができる。「こんなこと書きたいな」ということを簡単にメモして、感想文の道筋を考えながら、書き始めを考えてみる
②呼び水の言葉を使って考えを深めよう
――「すごい」「かっこいい」といった感想から、なかなか言葉が深まらないときはどうしたらいいのか
森山教授:子どもの「すごい」などの感想に「どういうところがすごいと思ったの?」と返し、具体的な描写を確認する。そして、子どもの言った「すごい」の中身を一緒に分析する。そのとき、「呼び水の言葉」を使うと子どもの思いや考えを掘り下げやすくなる
③まとめの術
――感想文の最後のまとめ方が難しく感じる
森山教授:最後は、無理にまとめようとしなくてもいい。感想文にはいろいろな終わり方があり、決まりもない
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