2022年8月18日
20代の社会人のコミュニケーション、上司・同僚とも「対面が好ましい」と回答=学情調べ=
学情は17日、20代の社会人247人を対象に実施した、「職場のコミュニケーションに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、20代社会人に、上司とのコミュニケーションは「対面」と「オンライン」のどちらが好ましいかを聞いたところ、「どちらかと言えば対面」31.6%、「対面」30.4%、「どちらかと言えばオンライン」12.6%、「オンライン」8.5%という結果になった。
62.0%が「対面(オフライン)」が好ましいと回答しており、「直接のほうが微妙なニュアンスなどは分かりやすい」、「報告や連絡は、チャットやオンラインでも対応できるものの、相談は対面のほうが良いと思う」などの声が寄せられた。
中には、「上司がオンラインツールを使いこなせていないので、対面のほうがスムーズにコミュニケーションを取れる」、「上司がオンラインよりも対面を好んでいる」といった指摘もあった。
また、同僚とのコミュニケーションについては、72.9%が「対面(オフライン)」が好ましいと回答。「オンライン」16.2%の4.5倍となっており、多くの20代が「対面」でのコミュニケーションを希望していることが分かる。
「対面」を希望する割合は、「上司とのコミュニケーション」よりも10.9ポイント高く、「直接話したほうが、アイディアが浮かびやすい」、「対面のほうが相手の反応が分かる」などの声が寄せられた。
社内会議は「直接」と「オンライン」のどちらが好ましいかを聞いたところ、「どちらかと言えばオンライン」26.7%、「オンライン」22.7%で、約半数(49.4%)が「オンライン」が好ましいと回答。「対面」は、25.9%に留まる結果になった。
「特に多くの人が集まる会議は、オンラインのほうが日程調整をしやすい」、「オンラインのほうが脱線せず、生産性の高い仕事ができると思う」などの声が寄せられた。
また、商談・社外の関係者との打ち合わせについては、約半数にあたる47.4%が「対面(オフライン)」が好ましいと回答。
「対面のほうが雑談をしやすく、相手のことを良く知れると思う」、「対面のほうが印象に残り、覚えてもらいやすい」などの声が寄せられた。
一方、「最初は対面で、関係性が築けたらオンラインでも対応可能だと思う」、「サービスの紹介はオンラインで、提案は対面でなど、ケースに応じて適した方法を選びたい」などの声も上がっており、目的によって使い分けたいという意向もうかがえる。
この調査は、20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)を対象に、7月29日~8月6日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は247人。
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