2021年3月23日
22年卒の会社説明会・一次選考は約半数が「オンライン」を希望 =学情調べ=
学情は19日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動の「選考の参加方法(オンライン・リアル)の希望」に関してインターネットアンケートを実施し、結果を発表した。
会社説明会で希望する参加方法は、「オンライン」21.1%、「どちらかと言えばオンライン」25.2%で、約半数に迫る46.3%は「オンライン」での参加を希望していることが明らかに。「リアル」「どちらかと言えばリアル」の回答は22.9%で、「オンライン」が「リアル」を23.4ポイント上回った。「大学の授業も、インターンシップも、オンラインが中心だったので、オンラインに慣れている」「まずはオンラインの説明会に参加して、選考に参加したいと思った企業はリアルでも話を聞いてみたい」などの声が寄せられた。また、「少人数の説明会は、双方向のコミュニケーションができるのでリアルで参加したい。規模の大きな説明会など、話を聞くことがメインな説明会はオンラインで参加したい」といった声も挙がった。
一次選考で希望する参加方法は、「オンライン」26.0%、「どちらかと言えばオンライン」24.4%で、「オンライン」での参加を希望する学生が50.4%。「リアル」「どちらかと言えばリアル」の回答は22.9%で、「オンライン」が「リアル」を27.5ポイント上回った。「オンライン」を希望するとした学生からは、「インターンシップもオンラインだったので、オンラインのほうが緊張せずに面接を受けられる」「日程調整がしやすいので、多くの企業の面接に参加できると思う」などの声が寄せられた。一方、「リアル」を希望するとした学生からは、「オンラインは効率的で便利なものの、直接顔を合わせた方が、熱意や人柄が伝わりやすいと思う」「一次選考は、自分のことをアピールするだけでなく、企業理解を深める場でもあると思う。リアルのほうが会社の雰囲気を理解できると思う」といった声が寄せられた。
最終選考で希望する参加方法は、「リアル」が40.2%で最多。次いで「どちらかと言えばリアル」19.3%と続き、「リアル」での参加を希望する学生が59.5%に上り、約6割に。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は13.7%に留まり、「リアル」が「オンライン」を45.8ポイント上回った。「リアル」での参加を希望する学生からは、「直接熱意を伝えたい」「リアルで、直接自分のことを見て合否を判断してもらったほうが、ミスマッチのない就職ができると思う」「説明会や、途中の選考はオンラインでも、最終選考はリアルで企業の雰囲気を知り、自身をアピールしたい」「リアルで参加したほうが、内々定承諾をする際に、自分の決断に自信を持てると思う」などの声が挙がった。入社後を見据えて、最終選考は「リアル」で参加したいと考える学生が多いという。
Webセミナー・Web面接で不安なことは「画面越しだと、企業の雰囲気が分かりにくい」が45.3%で最多。次いで、「画面越しだと、言いたいことや熱意が伝えにくい」が27.6%で続いた。
この調査は、「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者を対象に3月1日~3月10日にかけて、Web上でのアンケートで実施。有効回答数は、1684人。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習「ライフイズテック レッスン」、葛飾区の全公立中学校に導入(2024年10月10日)
- nucwatt、「高校時代にやっておくとよいことランキング」アンケート調査を公開(2024年10月10日)
- 小学生の頃の給食、69.6%の男女が「楽しみだった」と回答=NEXER調べ=(2024年10月10日)
- 小中学生の20%以上が「転塾」を経験=塾選調べ=(2024年10月10日)
- インクルーシブ保育を実施している保育園は66.3% 2020年から6.0ポイント増=明日香調べ=(2024年10月10日)
- 不登校・発達障がい進路進学の情報サイトが「子供の高校進路希望先の決め方」調査結果(2024年10月10日)
- 3割の就活生が就職活動の挫折経験は「人生の中でもショックな体験」=マイナビ調べ=(2024年10月10日)
- 4割以上の学生が、3年生の9月末時点で「選考参加を決めている企業がある」=学情調べ=(2024年10月10日)
- Pestalozzi Technolog、茨城・小美玉市教委が体力テストデジタル集計システム「ALPHA」導入(2024年10月10日)
- Pestalozzi Technology、茨城県常総市教委が体力テストデジタル集計システム「ALPHA」導入(2024年10月10日)