2021年4月30日
インターンシップ、7割以上の学生が「オンライン」より「リアル」を希望 =学情調べ=
学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生458人を対象に実施した、就職活動に関するインターネットアンケート「インターンシップの参加方法(オンライン・リアル)に関する調査」の結果をまとめ、28日に発表した。
それによると、インターンシップで、「リアル」と「オンライン」の両方の選択肢がある場合に希望する参加方法は、「リアル」28.4%、「どちらかと言えばリアル」45.9%となり、74.3%の学生が「リアル」で参加したいと考えていることが分かった。
「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は25.5%で、「リアル」が「オンライン」を48.8ポイント上回った。
「リアル」での参加を希望する学生からは、「リアルで参加した方が、企業の雰囲気を理解できると思う」「実際の勤務地に訪問した方が、働くイメージが湧くと思う」「実際に仕事を体験し、仕事理解を深めたり、志望理由を作ったりしたい」といった声が寄せられた。
「リアル」のインターンシップについては、96.9%の学生が「参加したい」と回答。大半の学生が、企業を直接訪問するインターンシップに参加したいと考えていることが分かった。
その理由としては、「実際に訪問し、企業の雰囲気を知りたい」「実際に仕事を体験したい」「画面越しよりも、より多くの情報を得られると思う」「本格的なインターンシップに参加し、就職活動の準備を進めたい」などの声が挙がっている。
一方で、「オンライン」のインターンシップについても、「参加したい」と回答した学生は96.5%に上った。
「参加方法に関わらず、インターンシップは就職活動のためになると思う」「Web面接を導入する企業も増えているので、オンラインでのインターンシップも経験しておきたい」「まだ志望する業種や職種を絞り込んでいないので、今はオンラインも上手に活用して情報収集したい」などの声が寄せられた。
オンラインも有効活用し、就職活動の準備を進めたいという意向が伺える。
この調査は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生で、新卒採用サイト「あさがくナビ2023」への来訪者を対象に、4月13日~21日にかけて、Web上でのアンケートという形で実施。有効回答数は458人。
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