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2022年8月25日
数研出版、電子書籍アプリ「エスビューア」に学校向けの2つの新機能搭載
数研出版は24日、同社の電子書籍アプリ「エスビューア」に、学校向けの2つの新機能を搭載したと発表した。
エスビューアは、学習支援機能を備えた電子書籍アプリで、同社が発行する書籍をデジタル教科書・副教材として利用できまる。
今回、教師の授業運営を助ける機能として、教師―生徒間で宿題をやりとりする「宿題管理」と、生徒端末で問題の解答部分の表示有無を切り替える「表示制御」の2つを新たに搭載。
「宿題管理」機能では、宿題に出した問題が生徒の端末で一覧表示され、生徒側の解き忘れを防ぐことができる。
教育機関用のエスビューアでは、教師から生徒にオンラインで宿題を配信し、生徒から教師にもオンラインで宿題を提出できる。生徒が端末のエスビューア上で宿題を受け取って回答・提出すると、教師は一覧画面で把握でき、解答に至る過程を書き込んだノートの写真を添付することもできる。
たとえば、複数の参考書・問題集やStudyaid D.B.の問題を取り混ぜて宿題に出す場合、出題した問題が生徒の端末に一覧で表示され、生徒側での出題範囲の見落としを防ぐことができる。
一方、「表示制御」機能は、生徒側の端末で表示される画面に対し、「答」、「解説動画」などの「見せる/見せない」を教師側で制御できる。
たとえば、「問題だけ見せて答えを見せない」設定で宿題を出し、解き終わってから「問題も答えも見せる」設定に切り替えることで、生徒が自ら考え答えを導き出すよう促すことができる。「ヒントと略解だけは見られるようにして、詳解は見せない」といった細かい設定も可能。
紙の参考書や問題集に付属している解答冊子は1冊分すべての解答が書いてあり、あえて年度末に配っている学校もあるが、「表示制御」機能ではデジタルならではの利点として、1問ごとに解答表示の有無を切り替えることができ、より柔軟な運用ができる。
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