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2022年9月1日
教育ネットとミラボ、正しい指使いに導くキーボード用「らっこたんタイピングシール」販売開始
教育ネットとミラボは1日、共同開発したタイピングスキル向上をメインとしたデジタル教材「らっこたん」に付随する商品として、「らっこたんタイピングシール」の販売を開始すると発表した。このシールをキーボードに貼ることで正しいホームポジションを身につけ、タイピングスキル向上に役立つという。
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監修の徳島県上板町立高志小学校
中川斉史校長
「らっこたんタイピングシール」を監修したのは、徳島県上板町立高志小学校の中川斉史校長。これまで多くの子どもたちにローマ字入力の初期指導を行ってきた中川校長によると、上達のポイントは “母音と子音の関係の理解”と“使う指を意識させたホームポジション”にあるという。 そして、「どの指がどの子音のキーを押さえるかを自分で確かめながら操作するのに“シール”があれば便利なのではないか」とシールのアイデアを思いついたという。教育ネットでは中川教諭のアイデアをもとにさらなる意見交換を交わし、キーボード用「らっこたんタイピングシール」を製作した。GIGA端末に貼ることを考慮し、シールを剥がしても跡が残りにくい素材を使用するなど、さまざまな工夫を凝らしている。
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らっこたんタイピングシール
また、中川校長はタイピングスキル向上について、低学年から始める必要性も訴える。「低学年の子ども達はローマ字の学習に合わせて、3年生でタイピング指導を始めるカリキュラムが多いと思いますが、取り組める子からスタートできる仕組みがあると、タイピングスキルが向上し、結果的に自分の思いをキーボードを使って表現できるようになると思います」。
![](https://ict-enews.net/wp-content/uploads/2022/08/0901-ednet3-260x211.jpg)
シールを貼ったPC
「らっこたんタイピングシール」を利用した児童の様子については 「ローマ字入力を始めたばかりの学年にシールを利用してもらったところ、最初の数時間の指導の後は自力で練習し、みるみる文字入力が上達していきました。」と語る。また、中川教諭はタイピング練習だけでなく、並行して普段の学習で文字入力をする機会を多く設ける重要性も訴える。そして「練習するためのシールという手だてと、自分で目標を決めて取り組める仕組み、さらに、文字を入力する機会を増やすことで、子ども達のタイピングが実用レベルでスムーズになり、情報活用能力向上につながることを願います」とシール活用に期待を寄せている。
「らっこたんタイピングシール」は、1枚100円(送料込)、100枚以上、10枚単位で注文可能。申込みはWebで受け付ける。
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