2022年9月5日
小山高専、学生の出席状況を自動記録して共有するDXアプリケーションサービスを開発
小山工業高等専門学校(栃木県小山市)とMOOBONは2日、学生の出席状況の自動登録と情報共有を行うDXアプリケーションサービス「OKPASS」を開発したと発表した。
同校電気電子創造工学科の干川尚人准教授、物質工学科の高屋朋彰准教授とMOOBON社の研究グループが開発したもので、学生は教室に設置された受付端末に2次元バーコードを読み込ませることで出席を報告できるほか、クラウドサービスサイトのマイページから欠席や遅刻などのメッセージを学校へ連絡できる。これらの情報はリアルタイムにDX出席簿に反映され、学校の教職員間で共有される。
同サービスにより、教育機関における毎日の出欠席記録業務を完全自動化し、教職員の業務を大幅に削減できるとともに、学生の登校中の事故や事件などの早期発見や、蓄積したデータの分析に基づく学生に対する出席指導やメンタルヘルスケアへの活用が期待される。
小山高専とMOOBONは同校学生を対象に4月から実証実験を行っており、学生や保護者観点の利便性や教育現場における運用性などを検証し、2022年度内のサービス商品化を目指している。
同研究開発の取り組みは9月7日から開催の第70回年次大会・工学教育研究講演会で発表される。
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