SB C&S、クラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」を活用した授業の模様を公開

SB C&Sは28日、AIを手軽に学べる・作れる・試せるクラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」を活用した授業を今月16日に実施したと発表した。

同社は、おおいたAIテクノロジーセンターと、大分県内のAI利活用推進とAIビジネス創出のための協業を行っており、その第1弾として、スマート農業・デジタル化農業を実践し、将来の担い手育成や新規就農者の育成に取り組む大分県立大分東高等学校園芸ビジネス科の生徒約30名を対象にAI活用授業を実施した。

「プログラミング不要のAIツールを活用し、画像識別で課題解決」と題した同講習では、プログラミングスキルを持たない生徒も積極的にAIを利活用できる環境を目指し、ハンズオン教育として、実際に生徒がAIMINAを利用し、サンプルの果実画像を使った画像分類のAI手法の作成や精度確認方法を実践形式で紹介した。

また、画像処理AIをはじめ、時系列予測などのAIMINAで利用可能な他のAI手法についても事例を紹介した。今後は、生徒が農業における課題解決に向けてさまざまなAI活用にチャレンジすることを期待しているという。

SB C&Sの大分県のAI活用推進に向けた協業