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2022年12月20日
ミサワホーム、経産省「第12回キャリア教育アワード」大企業の部で優秀賞を受賞
ミサワホームおよびミサワホーム総合研究所は19日、子どもたちに夢と希望を届ける教育支援プログラム「南極クラス」が、経済産業省「第12回キャリア教育アワード」大企業の部において優秀賞を受賞したと発表した。
南極クラスは、講演を主とした複数の体験を含むキャリア教育の出前授業。2011年に東日本大震災を体験した子どもたちに夢を持ってもらうために宮城県で初開催し、2012年から全国展開しており、2013年にはグッドデザイン賞・キッズデザイン賞をダブル受賞。2022年には全国展開10周年を迎え、44都道府県で累計2045件を開催し、20万人を超える子どもたちが参加したという。
同社は南極地域観測隊員の観測や生活を支える建物を累計36棟受注しているほか、国立極地研究所に同社社員を所属させ、これまで延べ26名が南極地域観測隊員として南極での建設作業に携わっている。そうした参加経験のある社員を派遣し、極地研の協力を得て、南極を通じて地球環境を学ぶ特別授業を行っている。
内容は、極寒の厳しい環境やアザラシ・ペンギンなどの生物、美しいオーロラや星空などで、講師は動画や写真を交えて実体験を解説。また、極寒の越冬生活では、1年以上の共同生活の中で、初対面であった隊員同士が交流を図り、信頼して支え合うことが命を守るために大切であることを、自身の言葉で子どもたちに伝えている。
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