2023年1月5日
オリコン、「通信教育(小・中・高生向け)」の顧客満足度調査結果を発表
oricon ME(オリコン)は4日、全国の「通信教育」の実際の利用者・保護者1万560人を対象に実施した、「通信教育」(小学生向け/中学生向け/高校生向け)についての顧客満足度調査の結果を公式サイト内で発表した。
それによると、過去5年以内に3カ月以上、小学生向け/中学生向けの通信教育を有料で受講したことがある生徒の保護者9433人から回答を聴取した「小学生向け通信教育」と「中学生向け通信教育」の満足度調査によると、「Z会の通信教育」(Z会)が「小学生向け」と「中学生向け」の通信教育ランキングで総合1位となり、2冠を獲得した。
「小学生向け通信教育」では、「Z会の通信教育」(70.3得点)が、調査開始の2016年から8年連続で総合1位となり、全8つの評価項目では「カリキュラムの充実さ」「教材・講義」「学習フォロー体制」「受講効果」「適切な受講料」の5項目で1位になった。2位は「進研ゼミ小学講座」(68.5得点)、3位は「スマイルゼミ」(67.9得点)。
また、「中学生向け通信教育」では、「Z会の通信教育」(66.5得点)が2016、2017、2019、2020、2021年に続き6度目の総合1位となり、評価項目の「カリキュラムの充実さ」「教材・講義」「学習のしやすさ」「学習フォロー体制」「受講効果」「サポート体制」の6項目で1位を獲得。
2位は「スタディサプリ」(65.9得点)、3位は「進研ゼミ中学講座」(64.2得点)、4位は「スマイルゼミ」(63.7得点)。
一方、過去5年以内に3カ月以上、高校生向けの通信教育を有料で受講したことがある現役高校生・大学生計1127人から回答を聴取した「高校生向け通信教育」の満足度調査によると、「スタディサプリ」(リクルート)が昨年に続いて2年連続で総合1位(77.1得点)を獲得した。
全8つの評価項目では、「カリキュラムの充実さ」「教材・講義」「学習のしやすさ」「受講効果」「適切な受講料」の5項目で1位に。なかでも受講費用に対する提供内容(カリキュラム・教材など)などを評価した「適切な受講料」では、調査開始の2016年から8年連続で1位となり、継続して実際の利用者からの満足度が高い結果となった。
総合2位(76.0得点)には「Z会の通信教育」がランクイン。評価項目「カリキュラムの充実さ」「学習フォロー体制」「サポート体制」の3項目で1位となった。
続いて総合3位(74.1得点)は「進研ゼミ 高校講座」(ベネッセコーポレーション)で、評価項目「入会手続き・特典」で1位を獲得。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)