1. トップ
  2. データ・資料
  3. 小中学生が「今年頑張ろうと思うこと」、1位「勉強・受験」、2位「恋愛」=ニフティキッズ調べ=

2023年1月17日

小中学生が「今年頑張ろうと思うこと」、1位「勉強・受験」、2位「恋愛」=ニフティキッズ調べ=

ニフティは16日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、全国の小中学生を中心とした子ども1598人を対象に実施した、「2023年に頑張ろうと思うこと」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。


それによると、小中学生が2022年に最も頑張ったことは、「勉強・受験」で全体の26%を占めていた。次いで2位が「部活・習い事」で15%、そして3位「推し活」11%と続いた。

2021年に実施した「2022年に最も頑張ろうと思っていること」のアンケートでは、1位は「勉強・受験」の28%、2位は「推し活」と「恋愛」で共に13%だった。実際に2022年を振り返ると「部活動・習い事」が2位に上がってきたが、おおむね2021年に立てた目標通りに頑張った子どもが多いことが伺える。


「2022年の目標は達成できたか」については、約6割の子どもが目標を達成できているようだが、中学生では「達成できた」が半数に留まっている。それに伴い、達成できなかった割合も「小学生」18%に対して、「中学生」は26%と増加。年齢が上がるにつれて、達成へのハードルが高くなる傾向にあるようだ。


「達成できた理由」を聞いたところ、小中学生ともに、「努力した」からとの回答が71%と圧倒的に多く、続いて「周りの人にサポートしてもらえた」30%が2位だった。

「偶然達成できただけ」「目標が簡単だった」という意見がそれぞれ10%近くある中、その他には「サポートではなく、応援があったから」「推しのためにという根性で」「友達と目標が同じで一緒に進められたから」などの意見も集まった。

一方、「達成できなかった原因」を尋ねたところ、小中学生の62%が「努力が足りなかった」と回答。その他には「時間が足りなかった」「勉強などで忙しくなってしまった」と、十分に努力する時間がなかったことを理由にあげる声も見られた。

その一方で、「コロナでライブが中止になったから」「好きな人に別の好きな人がいたから」「風邪で休んでしまった」と、自分の努力ではどうにもならないこともあったようだ。


また、小中学生に「2023年に最も頑張ろうと思っていること」を聞いたところ、「勉強・受験」が全体の35%で1位だったが、内訳を見ると「小学生」31%、「中学生」51%と割合に大きな差が出た。2位は「恋愛」13%、3位は「部活・習い事」8%だった。

その他の意見には、「生徒会」や「下級生のお世話」といった学校生活を頑張りたいといった意見や、「昆虫採集」や「恩返し」「配信」などユニークな意見もみられた。

「具体的には何をしようと思っているか」を尋ねたところ、勉強や受験、習い事に関しては、1日のうちどのくらい勉強(練習)時間に充てるかなど具体的に計画を立てている小中生が多く見られた。

「全教科まんべんなく頑張る」「来年から英語のテストが始まるから、英語を重点的に頑張りたい」「学年5位に入る!」「とにかく勉強を習慣化する」など勉強に対する努力の内容は多岐にわたっている。

恋愛面では、自分磨きといった努力の他に、「告白する」「とにかく接点を持つ」と前向きに行動しようとする姿も見られた。

「2022年と2023年で頑張ろうと思うことは変わったか」については、2021年実施のアンケート結果と今回の結果を比べると、1位は同じ結果だが、2位は2022年が「推し活」に対して2023年は「恋愛」と2位以下の結果に違いが見られた。

「部活・習い事」は昨年7位だったが、今年は3位と大きく浮上。新型コロナによる規制の緩和が進み、部活や習い事が活発に活動できるようになっていることが関係しているのかもしれない。

この調査は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、2022年11月22日~12月12日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1598人。

関連URL

調査結果の詳細

「ニフティキッズ」

ニフティ

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
大塚商会
ユーバー株式会社

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス