2023年2月3日
「株式会社 松ヶ崎小学校」、文科・経産省「キャリア教育推進連携表彰」で受賞
WEは2日、同社と新潟県佐渡市立松ヶ崎小学校が、「総合的な学習の時間」の活動の一環として設立した「株式会社 松ヶ崎小学校」が、文部科学省・経済産業省主宰の2022年度「キャリア教育推進連携表彰(第11回)」で「奨励賞」を受賞したと発表した。
「株式会社 松ヶ崎小学校」は2021年6月に両者が設立。児童たち自身が学校の課題解決に向け、松ヶ崎小学校をよりよい学校にするための取組みを事業として推進してきた。
松ヶ崎小は、少子化に伴う廃校の危機を脱するため取り組みの一環として、WEと在校生による「松ヶ崎小学校魅力化活動」を進めてきた。
2021年度から、学校を株式会社に見立て、「松ヶ崎小学校への転校生を増やす」という具体的な成果を掲げて、児童たち自らが設定した年間目標の達成に向け、事業計画を立てて活動。その結果、「問い合わせ件数12件、佐渡市移住4家庭」という成果を上げた。
今回受賞した「キャリア教育推進連携表彰」は、文科省と経産省が共同で、教育関係者(学校や教育委員会など)と、行政(首長部局など)や地域・社会(NPO法人やPTA団体)、産業界の関係者(経済団体や企業)が連携・協働して行う、地域全体での学校を中心としたキャリア教育の取組みを表彰するもの。
受賞にあたり、1月19日に開催された「2022年度キャリア教育推進連携シンポジウム」で表彰式が行われ、表彰状が贈呈された。
「株式会社 松ケ崎小学校」は今後も、事業活動を継続して、松ヶ崎地区の魅力を発信していく方針。活動の様子は松ヶ崎小学校のブログで視聴できる。「松ヶ崎昆虫博部」の昆虫マップや動画、「ぎょぎょ魚部」の釣りマップやオンライン釣り大会、「ゆーちゅー部」の動画制作の様子など、活動の様子が日々更新されている。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)