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2023年3月14日
DNP、学びのプラットフォーム「リアテンダント」が「冬のDigi田甲子園」ベスト4に
大日本印刷(DNP)は10日、民間分野におけるデジタルを活用した地域の社会課題の解決や魅力向上の取組を表彰する内閣官房の「冬のDigi田(でじでん)甲子園」において、DNP学びのプラットフォーム「リアテンダント」が評価されて「ベスト4」に入賞したことを発表した。
「Digi田甲子園」は、デジタルを活用して地域の課題解決や魅力向上などの取り組みを推進する「デジタル田園都市国家構想」の機運醸成のため、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が、各地域のデジタルを活用した優れた取り組みを表彰する事業。「夏のDigi田甲子園」が自治体を対象としていることに対し、「冬のDigi田甲子園」は民間企業・団体を対象としている。
DNPが提供する「リアテンダント」は、小・中・高等学校の個に応じた学び・指導を支援し、教員の働き方改革にもつながるシステムで、多くの自治体の学校に提供しており、今回「冬のDigi田甲子園」の表彰対象となった。3月9日に首相官邸で表彰式が行われた。
「リアテンダント」は、テスト採点データを教員や子どもが分析しやすい形で提供し、指導や学習に活用することで、指導の質の向上や自律学習の実現を支援するプラットフォームサービス。テスト採点データの蓄積にあたっては、紙のテスト回答をスキャナーで取り込み、採点・集計をデジタル化することで簡略化できるので、教員の働き方改革も実現する。データを活用しながら、採点時間の削減により生み出された時間を子どもたちと向き合う時間に充てられることについて、導入校の教員より高く評価を得ているという。
こうした「教育DX」に対する有効性が評価され、東京都教育委員会が全ての都立高等学校で「リアテンダント」を採用したことをはじめ、全国約200自治体の約2000の小・中・高等学校での導入実績がある(2022年末現在)。
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