スキャネット、Webブラウザ上で採点を可能にした「デジらく採点2クラウド」提供開始

スキャネットは11日、Webブラウザ上で採点ができる「デジらく採点2クラウド」正式版の提供を、4月1日から開始したと発表した。

「デジらく採点2クラウド」は、従来のPCにインストールする「デジらく採点2普通紙対応版」とは異なり、教職員が定期試験や入学試験で作成した解答用紙を配布、回収し、スキャナで読み取り、Webブラウザ（Microsoft Edge やGoogle Chrome）上で採点することができる。

クラウドサービスを利用するため、ソフトウェアをインストールすることなく、時間や場所の制限なく、パソコンから採点ができる。作成した解答用紙を読み取る専用機は不要で、複合機や小型スキャナを利用することができる。

機能は「デジらく採点2普通紙対応版」と同様で、採点データは、自動で得点集計され、○×がついた採点結果をPDFとして出力する。分野別の採点結果など15種類の分析データの出力も可能で、これらを活用すれば、試験後のフィードバックも円滑にできる。

複数名の教職員が同時に利用することができ、同じテストを複数名に分けて採点する「分散採点機能」や、やむを得ず採点を途中で交代する状況となった場合、他の先生が代わりにテストの採点を行う機能等も搭載。また、「Google Classroom」連携機能により、記述試験の完全ペーパーレス化を目指す。

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