2023年4月20日
日本IBM、京都大学と医療データ&AIプラットフォームを Google Cloud上に構築
日本アイ・ビー・エムと京都大学は18日、京都大学の医学研究科と医学部附属病院等におけるデータ活用を促進するための医療データ&AIプラットフォームを Google Cloud上に構築したと発表した。
これは、2021年1月に京都大学が発表したグーグル・クラウド・ジャパンとのDXに関する協定を具現化するプロジェクト。
同プラットフォームでは医療データを収集・保持するデータレイクとデータウェアハウスを Google Cloudのサービスを用いて構築し、優れた拡張性とデータへのアクセシビリティーの向上を実現した。
現在、京都大学の医学研究科や医学部附属病院向けのデータ提供に加え、臨床研究での活用も始まっている。最近では希少疾患診断率向上のための研究として医療データAIの検証を行った。
今後は、京都大学と日本IBMで収集データを拡充すると共に、画像データを含む京都大学の医療データに関するデータカタログの整備、グローバル標準の医療データ交換規約への対応、京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構でのデータ利活用基盤としての拡張等を通じて、データレイク・データウェアハウス利用の場をさらに拡げていくという。
また、京都大学医学研究科附属医療DX教育研究センターにて、医療AIアプリケーションを研究者や学生同士で共創し、データレイク・データウェアハウスのデータを使って医学部附属病院等で試用するための環境の提供にも取り組み、研究・教育活動に貢献していくという。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)