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2023年5月12日

大阪電気通信大学とエレコム、子ども用キーボード「KEY PALETTO」を開発

大阪電気通信大学は10日、エレコムとの産学連携プロジェクトとして「はじめてのキーボード”KEY PALETTO(キーパレット)”」を開発したと発表した。

はじめてキーボードに触れる子どもでも楽しく学ぶことができるよう、さまざまな工夫が施されている。同製品は5月中旬発売予定で、4モデルから使用環境に合わせて選ぶことができる。

同大学は情報教育に力を入れており、学内だけにとどまらず、学外にもICTのノウハウを蓄積してきた。それらを社会に還元することを目的として、2018年度にはICT社会教育センターを設立。超スマート社会の到来に備えた人材育成に寄与するために同センターは精力的に活動を展開しており、同社との産学連携プロジェクトもその一環として行われた。

2020年度から小学校におけるプログラミング教育がスタートしたが、さまざまな課題も顕在化している。こうした中、子どもたちに「スムーズにタイピングができた」という経験をしてもらい、楽しく学習に取り組んでほしいという思いから、同大副学長の兼宗進教授をはじめとする監修チームと同社との産学連携プロジェクトがスタート。このたび、「はじめてのキーボード”KEY PALETTO(キーパレット)”」を開発した。

同製品には、パソコンを操作する際の混乱を防ぎ、はじめてキーボードに触れる子どもでも楽しく学べるようさまざまな工夫が施されており、パソコンとの接続方法や使用するOSによって4つのモデルから選ぶことができる。

同商品の特長は、子どもの手の大きさに合わせた、タブレット端末などでも使用しやすい17mmピッチのコンパクト設計で、はじめてキーボードにふれる子どもたちが楽しく使え学習が進むこと。アルファベットに不慣れな子どもたちの混乱を防ぐため、間違いを防ぐキー印字やスイッチ機能、無意識に有効にしてしまいやすいCapsLock機能をスイッチのON/OFFによって無効にする”CapsLock機能無効化スイッチ”などを搭載。丈夫で、紛失しにくい細かな配慮があり、長く使えるなど、さまざまな工夫が施されている。

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