2023年5月24日
大企業会社員の約9割が、実施中のリスキリングに「前向き」 =グロースX調べ=
グロースXは、会社からの命令で現在リスキリングに取り組んでいる大企業(従業員数500名以上)の会社員を対象にリスキリングに関する実態調査を実施し、その結果を23日に公表した。
調査は5月1日~3日に行われ109名から有効回答を得た。現在取り組んでいるリスキリングの分野は「データ分析」が35.8%、「ITリテラシー」34.9%、「マネジメント」33.9%という結果となった。またリスキリングの受講方法は「eラーニングサービスの活用」が最多で52.3%、次いで「自社独自の社内研修の運用」45.0%、「書籍やテキストの活用」43.1%と続いた。
約9割が現在取り組んでいるリスキリングに「前向きに/やや前向きに取り組んでいる」と回答した。その理由を訊ねたところ、「仕事の幅を広げたいから」が59.8%で最も多く、次いで「激しい時代の変化に対応したいから」54.6%、「継続的にスキルアップしたいから」54.6%と続いた。
リスキリングに対して感じる課題を質問したところ、「学習時間が確保しづらい」が53.2%で最も多く、「学習がついつい後回しになってしまう」46.8%、「モチベーションが維持できていない」23.9%という結果となった。また、リスキリングに取り組んで良かったと感じることは、「新しいスキルが身についた」50.5%、「仕事へのモチベーションが上がった」46.8%、「仕事で成果が出た」28.4%となった。
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