2023年5月30日
AI健康アプリ「カロママ プラス」、東邦大の「食品購入と食事の相関性研究」に協力
リンクアンドコミュニケーションは29日、同社のAI健康アプリ「カロママ プラス」が、東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野の杉本南助教が、7月1日~14日に行う「食品購買データと食品摂取量データとの相関性とその関連要因の検討」に協力すると発表した。
同研究では、東芝テックの「スマートレシート」から取得する購買データと、「カロママ プラス」から取得する食事データを掛け合わせることで、世帯ごとの食品購入内容と食事内容の相関性と、その関連要因(世帯構成・食習慣・学歴など)を調査。
研究結果を基に、将来的には購買データから食事の健康度を測る指標を策定して、健康的な食習慣の仕組みづくりに寄与することを目指している。
「カロママ プラス」は、毎日の食事や運動・睡眠などのライフログが簡単に記録できると同時に、ダイエットだけでなく、健康維持、メタボ対策、低栄養対策、ロコモ・認知症予防、重症化予防を目的に、AIが食事・運動の面から具体的で実践的なアドバイスを提供。健康診断データとも連携でき、現在約6000以上の団体が導入。
また、「スマートレシート」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するサービス。手元に紙のレシートを残さなくてもスマホで購入履歴をいつでも確認することができる。
【研究の概要】
研究期間:7月1日(土)~7月14日(金)
研究施設:東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野
調査対象:(以下の条件を満たす280世帯)
①18歳以上の「カロママ プラス」「スマートレシート」アプリのユーザー
②家族分の食料品購入のうち、半数以上をスマートレシート対応の店で購入できる人
③スマホからweb上で食事質問表に回答できる人
④3歳以上の同居家族全員が質問表に回答できる人(中学生以下の場合は代理回答可)
調査項目:
・個人/世帯に関する情報
・食事質問票(簡易型自記式食事歴法質問票)
・食品購入の履歴(スマートレシートから取得)
・食事記録(カロママ プラスから取得)
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