2023年6月9日
AIチャットサービス(ChatGPT等)の利用経験がある学生は約4割 =マイナビ調べ=
マイナビは7日、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(5月)」の結果を発表した。
それによると、2024年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は前年比4.7pt増の70.2%で、平均内々定保有社数は前年比0.1社増の2.2社だった。4月同様、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い水準で推移している。
先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、就職観や志望業種・志望職種・志望企業などの選択に影響があったか聞いたところ、最多は「影響を受けたことはない」の43.6%で、「影響を受けたことがある」は15.3%となった。影響を受けたと答えた学生からは「企業を選ぶ際にITの活用やDX化に対応しているか意識していた」や「AIではできない、対人ならではの仕事をしたいと考えるようになった」など、企業がテクノロジーの導入に積極的か、自分のしたい仕事がAIに置き換えられないかに焦点を当てた声も見られた。
「ChatGPT」などの生成系AIによるチャットサービスの利用経験で、最も多かったのは「使ったことはないがサービスのことは知っている」で48.2%、利用経験がある学生は39.2%で、就職活動で使ったことがある学生は18.4%だった。一部の学生の間ではAIチャットサービスの利用が広がっているようだ。
生成系AIによるチャットサービス(ChatGPT等)を就職活動で活用することについて「使いたい」は34.8%、「使いたいと思わない」は37.8%と同程度であり、学生の間でも考えにばらつきがある。「使いたい」という学生からは「文章の推敲や拡大(400文字から600文字にするなど)など、就職活動の補助的なものとして使いたい」、「面接で聞かれそうな設問を想定させている。自分では思いつかない角度からの質問は実際の面接でも役立った」のような活用例が挙がった。
一方、「使ってみたいと思わない」という学生からは「人と話すことで心が整理されたり癒されたりすることもある」や「自分らしさが表現できず、他の就活生との差別化ができない」のような懸念の声が寄せられた。
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