2023年7月12日
シャープ、「部活動中の暑熱対策の検証」を東京・三鷹市立中学4校で開始
シャープは11日、部活動中の暑熱対策に関する検証を、東京・三鷹市立中学校4校で開始した。
同検証は、Biodata Banおよび東京・三鷹市教育委員会と共同で行うもので、同社の適温蓄冷材とBiodata Bankのウェアラブルデバイス「熱中対策ウォッチ カナリア」(カナリア)を活用して実施する。
今回の検証には、対象の部活動に所属する生徒計約410人が参加。深部体温の上昇が検知できる「カナリア」を装着し、部活動開始前には適温蓄冷材で手のひらを冷やす「プレクーリング」を実施してから部活動に取り組むことで、「プレクーリング」の効果的な運用やリスク検知時の適切な休憩設定などを検証。
また、「カナリア」で計測したデータを検証期間終了後に収集して、部活動ごとや練習内容による暑熱リスクの総合的な分析を行う。このほか、三鷹市立中学校5校の生徒計約560人にも、適温蓄冷材を使用した「プレクーリング」を体験してもらい、暑熱リスクの軽減と対策の周知を図る。
【検証の概要】
名称:適温蓄冷材と「カナリア」を活用した暑熱対策プロジェクト
検証期間:7月11日~約2カ月間
対象:東京都三鷹市立中学校4校の生徒計約410人
主な内容:
・適温蓄冷材を活用した「プレクーリング」の運用
・「カナリア」を活用した適切な休憩設定
・「カナリア」から取得したデータによる暑熱下のリスク分析
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)