2023年8月21日
ROJE、こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」を受託
日本教育再興連盟(ROJE)は17日、こども家庭庁の補助事業「令和5年度NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の公募に採択されたと発表した。
同連盟が運営するプロジェクトの1つである「ギフテッドプロジェクトsprinG」の枠組みを活かし、メタバースを活用した「孤立・孤独感を抱いているギフテッド傾向のある子どもの居場所支援事業」に取り組む。
同事業で支援の対象とする「ギフテッド」と呼ばれる子どもは、知的能力に優れているといった面もあるが、同時に「同級生と会話が合わず、友だちができない」「学校の勉強がつまらなくて、教室で授業を受けるのが苦しい」「自分の中の得意と不得意の差が大きすぎてコントロールが難しい」などの困難を抱えていることが多い。
しかし、明確な診断名等ではないこともあり、認知度は低く、孤独・孤立状態に陥りやすいのが現状で、不登校になっていたり、誰にも理解してもらえないと感じ、極端に自己肯定感が下がっていたりするケースも多くみられる。
そこで、同事業では、オンラインのメタバース空間上に、ギフテッド傾向があり、居場所が無いと感じている小中学生のための居場所「できる~む」を平日毎日開放し、全国から子どもを受け入れる。子どもたちは、自分のアバターを使い、雑談を行う場所やゲームをしたい人が集まる場所などがあるメタバース空間を思い思いに移動し時間を過す。
居場所には大学生・大学院生のスタッフが常駐し、子どもの話をよく聞き、ありのままの姿の子どもを受け止めるよう心掛けると共に、同世代の仲間との交流の機会も提供。子どもたちの孤独感の解消に努める。
不登校児を対象にした居場所の開放日は、月・火・木曜日の日中。月~金曜日の放課や夜の時間帯はそれ以外にも開放する。(祝日やお盆、年末年始等は除く)。
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